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【イギリス紅茶旅】王室御用達「H.R.ヒギンス」ロンドン本店で、紅茶のお買い物

世界の茶

1942年、ロンドンで誕生したコーヒー・紅茶専門店「H.R.ヒギンス」。英国王室御用達のコーヒー商として知られますが、その確かな目で厳選された紅茶にも定評があります。

今回は、H.R.ヒギンスのロンドン本店で紅茶を購入したので、当日の様子から、購入した茶葉「Blue Lady」のレビューまで、詳しくご紹介します!

H.R.ヒギンスとは?

H.R.Higgins(H.R.ヒギンス)は、Harold Rees Higgins(ハロルド・リース・ヒギンス)氏によって1942年に創業されたコーヒー・紅茶専門店。英国の焙煎業者として初めて農家から直接コーヒー豆を購入するなど、品質への徹底したこだわりで愛されてきました。

創業当初はコーヒーを専門に扱うお店でしたが、1986年に三代目のデイビッド・ヒギンズ氏がティー部門を導入。最高品質の茶葉にこだわり、今ではコーヒーと並ぶブランドの顔になりました。

1979年には英国王室御用達(ロイヤル・ワラント)の称号を授与されるなど、その品質はお墨付きです。

H.R.ヒギンスの店舗情報

ロンドン本店

H.R.ヒギンスの本店は、当初ロンドンのBond Street駅近くにありましたが、1986年に現在のデューク・ストリートへ移転。中心地から近く、観光の合間にもアクセスしやすいのが魅力です。

H.R.Higgins(H.R.ヒギンス)・ロンドン本店
(※2025年9月調査時点。詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください。)

住所:79 Duke St, London W1K 5AS イギリス

営業時間 :
月 – 金: 8am – 5.30pm(※カフェは9am-)
土: 10:00am – 6pm
日: 11am-4pm

日本の店舗

日本には東京と神戸にH.R.ヒギンスの販売店があり、日本にいながらH.R.ヒギンスの商品を楽しむことができます。少量から購入できるのも、日本の店舗ならではの魅力です。( H.R.ヒギンス・オンラインストア(日本)

H.R.Higgins(H.R.ヒギンス)・日本の店舗
(※2025年9月調査時点。詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください。)

H.R.ヒギンス東京人形町店

  • 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-25-4
  • 営業時間/11:00~18:00
  • 定休日/火曜日

H.R.ヒギンス神戸店

  • 〒650-0003 神戸市中央区山本通3丁目15-11
  • 三宮駅・元町駅よりトアロード経由徒歩13分。
    北野ホテル向かい側通り山側20m。
  • 営業時間/11:00~16:00
  • 定休日/木曜日・日曜日

H.R.ヒギンス・ロンドン本店で紅茶のお買い物!

今回訪問したのは、8月の平日、午前11:00頃。店内は混雑しておらず落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした空気が流れていました。

テイクアウトスタンド&カフェ

お店を入るとすぐ右手にテイクアウトスタンドがあり、コーヒーや紅茶、クロワッサンなどがいただけるようになっています。窓際にはカウンター席もあるので、外を眺めながら楽しむこともできますよ。

名物の一つは、HARIOのV60を使って淹れるフィルターコーヒー。日本が誇る、HARIO製品が活躍しているのは何とも嬉しいですね。

地下にはカフェもあり、店内にある階段からアクセスできます。この時はお客さんは2組ほどで、ゆったり過ごせそうな雰囲気でした。

コーヒー&ティーの販売カウンター

店内奥へ進むと、コーヒーや茶葉の販売カウンターがあります。

正面に鎮座するのは、ゴールドの缶が上品に輝く、コーヒーのカウンター。

左手には、黒を基調にしたシックな茶葉缶が並ぶ、ティーカウンターがあります。茶の木(カメリアシネンシス)と思われるお花が描かれた缶が、とても可愛いです!

茶葉は35種類ほど取り扱いがあり、量り売りは原則125gから。ただし、高価な茶葉は50gから販売しているとのことでした。

店員さんにおすすめを尋ねると、グレープフルーツの香りが楽しめるアールグレイ「Blue Lady」や、「Duke Street Blend」を始めとする「Speciality Blend」のシリーズが人気とのこと。

茶葉は量り売りですが、予め袋詰めしたものが用意されており、注文から会計までが非常にスムーズでした。

他にも、ティーバッグ商品(写真右下)や、ホットチョコレート(写真左下)、コーヒーや紅茶用の道具(写真左下)等も販売されていました。よく見ると、販売されているのは、HARIOのガラス製の急須やV60のドリッパー!イギリスの高級コーヒー&ティーショップでHARIOが採用されていて、日本人として嬉しくなってしまいました。

店内には、故エリザベス女王や創業者の写真も飾られていて、H.R.ヒギンスで大切に紡がれてきた歴史を感じることができました。

購入品レビュー:グレープフルーツが爽やかな「Blue Lady」

今回は、お店の人気商品のひとつ「Blue Lady」を購入しました。価格は125gで£11.90(当時のレートで約2,400円)。ブレンドの詳細が書かれたカードもいただきました。

「Blue Lady」は、中国紅茶をベースに、グレープフルーツの香りを加えた爽やかなアールグレイ。茶葉には、ブルーマロウやマリーゴールドの花びら等もブレンドされています。

茶葉の袋は、保存性の高いアルミパックです。

茶葉の写真はこちら。彩り豊かな花びらとグレープフルーツの香りで、いただく前から気分が上がります。

水色(すいしょく)は鮮やかなオレンジ褐色。

いただいてみると、まずはグレープフルーツの爽やかな香りが印象的で、その後、ふんわりとした華やかな紅茶の風味や甘み、ほのかに舌に響く上質な渋みが感じられます。

何杯でも飲めそうなほど軽やかですっきりしているのですが、紅茶の味わい深さもじんわりと広がるため物足りなさはなく、絶妙なバランスの良さを感じる美味しさでした。

爽やかにいただけるので、暑い日にもぴったり。ストレートで軽やかに楽しみたい紅茶です。

まとめ

今回は、英国王室御用達のコーヒー・紅茶専門店「H.R.ヒギンス」についてご紹介しました。

もともとコーヒーから始まったお店ですが、その確かな目で選び抜かれた茶葉も見逃せないお店です。こだわりの商品が並ぶ、落ち着いた雰囲気の店内でお買い物やお茶を楽しめば、きっと優雅な気分になれますよ。日本にも販売店があるのも嬉しいですね。

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