紅茶文化を開花させた紅茶大国イギリス。日常使いのお店から高級店まで魅力的なティーブランドが沢山ありますが、いざ選ぼうとすると種類が多すぎて迷ってしまいますよね。
この記事では、「ちょっと特別なティータイム」をテーマに、王室御用達ブランドや老舗専門店を厳選してピックアップ。ギフトや自分へのご褒美にもぴったりな、イギリスの高級紅茶ブランドおすすめ6選をご紹介します。
Fortnum & Mason(フォートナム & メイソン)

1707年ロンドン創業の老舗高級百貨店、Fortnum & Mason(フォートナム & メイソン)。
英国王室御用達ブランドとしても知られ、その品質とサービスはお墨付きです。紅茶は看板商品のひとつで、イギリス土産としても大人気。洗練されたパッケージと高品質の茶葉は、多くの紅茶愛好家からも支持されています。
代表銘柄は「ロイヤルブレンド」。1902年に国王エドワード7世のために作られました。アッサムとセイロンのブレンドで、まろやかで深いコクと蜜感のある甘みが特徴です。
複数の味が楽しめるティーバッグセットも人気です。
Fortnum & Mason(フォートナム & メイソン)についてもっと知りたい方は、以下の記事もチェック。


Whittard of Chelsea(ウィッタード オブ チェルシー)

1886年ロンドン創業の老舗紅茶店、Whittard of Chelsea(ウィッタード・オブ・チェルシー)。
「最高のものを仕入れる」という経営哲学のもと、最高品質の紅茶やコーヒー、ココアを提供しています。洗練された美しいパッケージと、フレーバーティーも含む種類豊富な茶葉の数々で、ファンの心をつかんで離さない専門店です。
代表銘柄の一つは、イギリスの朝の定番、「イングリッシュブレックファスト」。濃厚なコクと、華やかで甘い香りが特徴です。
8種類の味が楽しめるティーディスカバリーコレクションも。
Whittard of Chelsea(ウィッタード オブ チェルシー)についてもっと知りたい方は、以下の記事もチェック。


Harrods(ハロッズ)

1834年ロンドン創業の老舗高級百貨店、Harrods(ハロッズ)。
最高品質の商品と心地よいサービス、細部まで趣向を凝らした佇まいで、ロンドンのランドマークの一つにもなっています。紅茶は看板商品の一つで、世界中から厳選した茶園別の茶葉の他、茶葉の個性を活かしたオリジナルブレンドも豊富。伝統と品格を感じるハロッズの紅茶は、お土産にも人気です。
代表銘柄の一つは「No. 14 イングリッシュ・ブレックファスト」。陽光の中の草原にいるような心地よい風味と深いコク・上質な渋み・キレが感じられる、朝の一杯にぴったりなブレンドです。
Harrods(ハロッズ)についてもっと知りたい方は、以下の記事もチェック。

TWININGS(トワイニング)

1706年ロンドン創業の老舗紅茶ブランド、TWININGS(トワイニング)。
300年以上の歴史を持ち、英国王室御用達ブランドでもありながら、スーパーで手軽に買える商品も豊富に展開する有難いティーブランドです。ロンドン・ストランド通りの本店では、世界中から厳選された高級茶葉から手頃な価格のティーバッグまで、多種多様な商品が揃います。
代表銘柄の一つは「アールグレイ」。ベルガモットの香りで人気のフレーバーティーですが、元々はトワイニングが1830年代にグレイ伯爵のためにブレンドしたことから生まれました(※諸説あり)。ベルガモットの爽やかな香りが心地よい、王道アールグレイです。
▼イギリス流通版のトワイニング・アールグレイ▼
※黒×紫のパッケージ。日本でも一部のオンラインショップで入手可能です。
▼日本で流通しているトワイニング・アールグレイ▼
※黄色のパッケージ。スーパーや輸入食品店、オンラインなどで広く購入できます。
TWININGS(トワイニング)についてもっと知りたい方は、以下の記事もチェック。


Taylors of Harrogate(テイラーズ オブ ハロゲイト)

1886年、ヨークシャー地方・ハロゲイトで誕生したティーブランド、Taylors of Harrogate(テイラーズ オブ ハロゲイト)。
英国王室御用達のティーブランドでもあり、その味と品質の高さはお墨付きです。日常用の紅茶として大人気の「Yorkshire tea(ヨークシャーティー)」と、より高級な「Taylors of Harrogate Tea(テイラーズオブハロゲイトティー)」の2つのラインを展開しています。
テイラーズオブハロゲイトティーでは、定番の「English Breakfast」や、スコットランドの朝食に合うようにブレンドした「Scottish Breakfast」など、茶葉の品質とブレンド技術が光る商品に注目です。
8つの味が楽しめるバラエティボックスも。
Taylors of Harrogate(テイラーズ オブ ハロゲイト)についてもっと知りたい方は、以下の記事もチェック。


H.R.Higgins(H.R.ヒギンス)

1942年創業のコーヒー・紅茶専門店、H.R.Higgins(H.R.ヒギンス)。
創業当初はコーヒーを専門に扱うお店でしたが、1986年に三代目のデイビッド・ヒギンズ氏がティー部門を導入。最高品質の茶葉にこだわり、今ではコーヒーと並ぶブランドの顔になっています。1979年には英国王室御用達の称号を授与されるなど、その品質はお墨付きです。
代表銘柄の一つは「ブルーレディ」。中国紅茶をベースに、グレープフルーツの香りを加えた爽やかなアールグレイです。茶葉には、ブルーマロウやマリーゴールドの花びら等もブレンドされています。【 → H.R.ヒギンス東京で取り扱いがあります】
H.R.Higgins(H.R.ヒギンス)についてもっと知りたい方は、以下の記事もチェック。

まとめ
今回は、イギリスの数多くの魅力的なティーブランドの中から、「ちょっと特別なティータイム」をテーマに、王室御用達店や老舗専門店を厳選して6つご紹介しました。
●Fortnum & Mason(フォートナム & メイソン)
●Whittard of Chelsea(ウィッタード オブ チェルシー)
●Harrods(ハロッズ)
●TWININGS(トワイニング)
●Taylors of Harrogate(テイラーズ オブ ハロゲイト)
●H.R.Higgins(H.R.ヒギンス)
同じ「イングリッシュブレックファスト」でもブランドごとに個性があるので、飲み比べるのも楽しみの一つ。各店オリジナルブレンドも豊富で、パッケージもそれぞれが美しく個性が出ているので、選ぶ時間もきっと楽しい時間になりますよ。色々と比べながら、お気に入りを見つけてくださいね!
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