ロンドン東部、コロンビアロードにあるヴィンテージショップ「Vintage Heaven」。ヴィンテージ食器を使ったカフェも併設され、温かみのある店内では手作りケーキやスコーンも提供されています。特に日曜日は、目の前の通りでフラワーマーケットも開催。散策がてら、手作りケーキや紅茶で英国ティータイムを楽しめば、心が満たされるような日曜日が過ごせますよ。
今回は、「Vintage Heaven」のカフェでクリームティーをいただいてきたので、その際の様子をレポートします!
Vintage Heavenとは?

「Vintage Heaven」は、ロンドン東部・コロンビアロードにある、ヴィンテージショップ。店の奥にはヴィンテージ食器を使ったカフェ「Cake Hole Café」が併設され、紅茶やコーヒーと一緒に手作りケーキやスコーンをいただくことができます。
お店があるコロンビアロードでは、日曜8頃から15時頃までフラワーマーケットを開催。「Vintage Heaven」は原則土日営業のお店ですが、混雑を避けたい方は土曜日に、フラワーマーケットも楽しみたい方は日曜日に訪問するのがおすすめですよ。(※フラワーマーケットの詳細・最新情報は「コロンビアロード」公式サイトをご確認ください。)
Cake Hole Café @ Vintage Heaven
(※詳細・最新情報は「Cake Hole Café」公式サイトをご確認ください。)
● 住所:
82A Columbia Rd, London E2 7QB イギリス
● 営業時間 :
Saturday 12pm to 6pm
Sunday 8.30am to 5pm
★お店はガイドブックでも取り上げられています!
Vintage Heavenのカフェで味わう、ノスタルジックなクリームティー
コロンビアロードに到着!

今回訪問したのは、2025年8月の日曜、朝9:00頃。
コロンビアロードではフラワーマーケットが開催され、朝から地元客や観光客で賑わっています。通りに沿って続くフラワースタンドには、季節の花々やハーブなどがずらり。花束を抱えて嬉しそうに歩いてる方も多く、こちらまで幸せな気持ちになります。
通りには、おしゃれなカフェや園芸店、雑貨屋さんなどが多くあり、散策にうってつけです。
ヴィンテージ天国の「Vintage Heaven」へ!

遅い時間になって混雑する前に、まずは目的の「Vintage Heaven」へ。朝9時前にもかかわらず、店内には次々とお客さんが訪れていました。
「Vintage Heaven」という店名のとおり、店内にはヴィンテージの食器がぎっしり。色分けされたディスプレイが美しく、宝探し気分でお買い物が楽しめます。絵画や書籍、オリジナルエコバッグ等も販売されていました。

店舗を入って左側には、ガイドブックの表紙になっていたと思われる棚も発見!
店主のマダムは忙しい中でも温かくチャーミングで、その人柄も、このお店が愛されている理由なのだと感じました。
Cake Hole Café
店内の様子

「Vintage Heaven」の店内を奥に進むと、併設カフェ「Cake Hole Café」の入り口があります。
注文は最初にカウンターで行うシステムです。

カウンターには、ヴィクトリアスポンジやスコーン、パイなどの、美味しそうなメニューがずらり!写真ではわかりにくいかもしれませんが、結構な大ぶりサイズです。
少し古いバージョンで価格も異なりますが、おおよそのメニューは「Cake Hole Café」公式サイトで確認できますよ。

注文が済んだら、好きな席(混雑時は相席可)を選んで着席します。
店内に流れるのは、どこか懐かしさを感じるポップミュージック。ディスプレイされている様々なヴィンテージグッズを眺めながら待っていると、あっという間にティーセットが運ばれてきました。
注文したメニュー

今回私が注文したのは、「English Breakfast Tea」(1人分ポット/£2.5)と「Scone」(クロテッドクリーム&ジャム付き/£4)を組み合わせたクリームティー。2025年8月時点で、合計1,300円ほどでした。
提供に使われるヴィンテージの食器は、不揃いながらもどこか温かみがあり、良い味を出しています。

スコーンはなかなかのビッグサイズで、予想以上にボリューム満点。付け合わせのクロテッドクリームと苺ジャムも、たっぷり提供してくれました。
こちらのスコーンはふわふわなパンのようなタイプで、中はしっとり。ほんわりと温かく、素朴な味わいにほっこりします。クロテッドクリームと苺ジャムを付けていただくと、紅茶によく合い、大変美味。「イギリスに来た…!」という感動が一気にこみ上げてきました。

紅茶は1人用ポットで提供され、カップに約三杯分入っています。ミルクもたっぷりつけてくれ、お砂糖はテーブルに備え付けのものを自由に加えられるようになっていました。
ポットの中には丸形のティーバッグが入っており、好きなタイミングでティーバッグトレイに取り出せます。
お味は、市販のオーソドックスなEnglish Breakfast Teaという印象ですが、比較的すっきりめ。やはりミルクティーでいただくのが美味しく、スコーンによく合います。
店員さんにお聞きしたところ、紅茶はイギリスの国民的ブランド「Tetley(テトリー)」を使用しているとのこと。ちなみにテトリーはイギリスのスーパーで買える定番紅茶ですが、実は日本でも成城石井やオンラインショップで購入できます。
「提供方法を真似して、日本でも英国カフェ気分に浸ろう…」とひそかに心に決め、店を後にしました。
まとめ
今回は、ロンドン東部、コロンビアロードにあるヴィンテージショップ「Vintage Heaven」と、併設カフェ「Cake Hole Café」についてご紹介しました。
どこか懐かしく、心温まるような時間が過ごせるこちらのお店。ロンドンでは日曜日の朝に閉まっているお店も多いですが、そんな中でも存分にロンドンを楽しめる、貴重な選択肢だと思います。日曜にロンドンに行かれる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
▼この記事で紹介した紅茶や書籍はこちら▼
コメント