スウェーデン紅茶ブランド、The Tea Centre of Stockholm(ティーセンターオブストックホルム)。スウェーデン王室御用達で、ノーベル賞晩餐会でも提供されることでも知られ、その品質と味はお墨付きです。代表銘柄「セーデルブレンド」をはじめとする人気商品は日本でも販売されており、一度口にしてファンになった方も多いのではないでしょうか。
今回、スウェーデンを訪問する機会があった筆者。ティーセンターオブストックホルムの店舗へお買い物に行って来たので、その様子をレポートしていきます!
ティーセンターオブストックホルムとは

The Tea Centre of Stockholm(ティーセンター オブ ストックホルム)は、1978年創業のスウェーデンの紅茶ブランド。
スウェーデン王室御用達で、ノーベル賞晩餐会でも提供されることでも知られ、その品質と味わいは折り紙付きです。
日本では主に「北欧紅茶」という名称で販売され、セーデルブレンドなどの人気商品が、多くの紅茶愛好家に愛されています。
ティーセンターオブストックホルムについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。


ティーセンターオブストックホルムの店舗でお買い物!
店舗情報
ティーセンターオブストックホルムの店舗が位置するのは、ストックホルム・セーデルマルム島。おしゃれなカフェや雑貨店等が集まり、公園や展望台などの癒しスポットもある、地元民にも観光客にも人気のエリアです。
ティーセンターオブストックホルムの店舗情報
(※詳細や最新情報はThe Tea Centre of Stockholm公式ウェブサイトを確認してください。)
住所:
Hornsgatan 46 Stockholm, Sweden
営業時間:
【月 – 金】10:00~18:00
【土】10:00~16:00
【日】Closed
店内の様子

店内は、お店の歴史を感じるような温かみのある雰囲気。正面には、お店の外観がデザインされたリーフティー缶が並び、お出迎えしてくれます。棚には世界各地の茶器コレクションなどが並び、まるで小さな博物館のようです。

壁際には茶葉が入った缶が並び、量り売りで購入できます。種類は200以上あるそう。どれにしようか迷ってしまいますが、店員さんがとても親切・丁寧に茶葉選びを手伝ってくれますよ。
スウェーデン語が話せない&拙い英語でも、優しく案内をしてくださいますし、日によってはなんと日本人の店員さんもいらっしゃいました!(※2024年夏時点の情報です)

缶入りや袋入りのパッケージ商品もあるので、急いでいる時でも安心です。

店内の一角にはファイルが置いてあり、お店に関する過去のスクラップ記事が閲覧できるようになっていました。中には、創業者のVernon Mauris氏が日本茶について学ぶために静岡を訪れた際の新聞記事も。
茶葉のリストも掲載されているので、茶葉選びにも便利です。
購入した商品(2023年)
お店には2023年、2024年と2年続けて訪問。2023年は、お店の代表作「SÖDERBLANDNING」と、その緑茶バージョン「GREEN SÖDERBLANDNING」を購入しました。
●SÖDERBLANDNING(リーフティー缶)100g
●GREEN SÖDERBLANDNING(リーフティー缶)100g
購入した商品(2024年)
2024年の訪問では、量り売りで茶葉を購入。せっかくスウェーデンに来たので、スウェーデンならではのブレンドを店員さんに教えていただきました。
訪問した9月のおすすめは、ベリーやアップル、そしてエルダーベリー&エルダーフラワーのブレンド。ベリーやアップルの紅茶は自宅にストックがあったので、今回は、エルダーベリー&エルダーフラワーのブレンドティー「Fläder」をいただくことにしました。
●Fläder(量り売り)100g

スウェーデンを訪れた9月はちょうどエルダーベリーが実る季節。スウェーデンの公園やカフェのテラスで見かけた鮮やかなエルダーベリーを思い出すような、嬉しいお買い物ができました。
実飲レビュー
SÖDERBLANDNING(日本語名:セーデルブレンド)

「セーデルブレンド」は、お店を代表する、一番人気の銘柄。お店の外観がデザインされた缶が可愛いく、スウェーデン土産としても人気です。
茶葉には色鮮やかな花びらやオレンジピールがブレンドされていて、見た目も華やか。
原材料:紅茶、オレンジピール、バラの花、ヤグルマギクの花、ヒマワリの花、香料

缶を開けた瞬間から広がる魅惑的な香りが特徴で、いただくと、幸せな気分になります。
柔らかく華やかなお花の香りと、バニラのようなまろやかな風味、紅茶の芳醇な味わいが絶妙にマッチした、優雅な味わいの紅茶です。
100g缶以外にも、22gのミニ缶、150g缶、100gの袋詰めが販売されており、日本でも購入可能です。
GREEN SÖDERBLANDNING(日本語名:ロイヤルセーデルブレンド)

上でご紹介した「セーデルブレンド」の緑茶版。日本では、「ロイヤルセーデルブレンド」の名前で販売されています。
原材料:緑茶、オレンジピール、バラの花、ヤグルマギクの花、ヒマワリの花、香料

柔らかく華やかなお花の香りと、緑茶の滋味や爽やかさが楽しめるブレンドです。
100g缶の他、22gのミニ缶、100gの袋詰めが販売されており、日本でも購入可能です。
Fläder(英語名:Elders)

「Fläder」は、紅茶をベースにエルダーベリーで香りづけし、エルダーフラワーを加えたブレンド。
量り売りのみの販売です。

袋を開けると、マスカットとミントを混ぜたような爽やかな香りが漂います。
いただいてみると、紅茶の程よい渋みと、エルダーフラワーのほんのり甘く、すっきりとした爽快感が印象的。エルダーフラワーは風邪の引き始めにも飲まれるハーブティーだそうなので、ちょっと体調を崩しそうな時にいただくのも良さそうです。
まとめ
今回は、スウェーデンの紅茶ブランド、ティーセンターオブストックホルムを訪問した際の様子をレポートしました。歴史と温かみを感じるお店でのお買い物は、とっておきのひと時になるはず。ストックホルムに行かれるお茶好きの方は、ぜひ立ち寄ってみることをおすすめします!
また、日本でも「セーデルブレンド」をはじめ魅力的な商品が購入できるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
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