Ronnefeldt(ロンネフェルト)は、ドイツ・フランクフルト発祥の老舗紅茶ブランド。世界中の高級ホテルやレストランで提供され、その品質の高さと種類豊富なラインナップで多くのファンに愛されています。ドイツならではのフレーバーティーも多数あり、ドイツ土産としてもおすすめ。入手できる商品の種類は限られますが、日本でも一部店舗やオンラインで購入可能です。
この記事では、ロンネフェルトはどんなブランドで、どこで購入できるのか、また、どんな商品がおすすめなのかを紹介していきます。
Ronnefeldt(ロンネフェルト)とは
ロンネフェルトってどんなブランド?
ロンネフェルトはドイツ・フランクフルトのティーカンパニー。Johann Tobias Ronnefeldt(ヨハン・トビアス・ロンネフェルト)氏によって1823年に創業されました。
創業後は150年以上に渡りロンネフェルト家によって経営が続けられてきましたが、1984年にFrank Holzapfel(フランク・ホルツアプフェル)氏が会社を継承します。元々セールス&マーケティングの責任者だったホルツアプフェル氏は、その手腕を活かし、ブランド戦略を高級路線へ転換。4つ星、5つ星ホテル向けの高級ティーブランドとしての地位を確立し、国際的に知られる存在となりました。現在は子息のJan-Berend Holzapfel(ジャン=ベレンド・ホルツアプフェル)氏によって経営が引き継がれ、世界80カ国以上で愛されています。
ロンネフェルトの魅力
高品質で種類豊富!
ロンネフェルトは、高品質で豊富な種類のお茶を扱うことで知られ、その数なんと350種類以上。色々な茶産地のお茶はもちろん、フレーバーティーやフルーツティー、ハーブティーの種類も豊富にあります。フレーバーティーにはマジパンやジンジャーブレッド、ホットワインをテーマにしたものなど、ドイツらしい商品も。また、世界中の高級ホテルやレストランでも提供されており、高品質な高級ティーブランドとして認知されています。
サステナブルなお茶づくりへの取り組み
ロンネフェルトでは、オーガニック商品の拡充や、サステナブルな素材(コンポストあるいはリサイクルが可能な素材)を使ったパッケージの採用など、環境負荷を低減できるような取り組みを進めています。公式サイトによると、リーフティーの18.5%、ティーバッグの18.8%がオーガニック商品だそう。今後の取り組みにも期待です!
ロンネフェルトの商品タイプ
ロンネフェルトの商品は主に「リーフティー」、「teavelope(ティーベロップ)」、「Joy of Tea(ジョイオブティー)」の3つのタイプがあります。
リーフティー
リーフティーは一番多くの種類を楽しめるので、最もおすすめしたい商品タイプです。秤売りをしている店舗では少量から購入が可能。また、人気の銘柄は100gの袋入りでパッケージ販売されていて、気軽に購入することができます。
teavelope(ティーベロップ)
teavelope(ティーベロップ)はエンベロープ型のティーバッグ商品です。
Joy of Tea(ジョイオブティー)
Joy of Tea(ジョイオブティー)はマグカップ用のティーバッグ商品です。抽出の際、ティーバッグをマグカップに固定できるようになっています。エンベロープ型のものよりも茶葉が動けるスペースが広く、より本格的な味わいが楽しめます。
ロンネフェルトの店舗情報
店舗情報(海外)
ロンネフェルトの旗艦店は、ドイツ、タイ、トルコに1店舗ずつあります。
Ronnefeldt(ロンネフェルト)旗艦店
●Brandstore Ronnefeldt【ドイツ・フランクフルト】(住所:MyZeil, Zeil 106, 60313 Frankfurt am Main, Germany)
●Tea Lounge 1823 in Bangkok【タイ・バンコク】(住所:999 Ploenchit Road Gaysorn Village, 1st Floor, Lumpini, Bangkok 10330 Thailand)
●Ronnefeldt Teahouse Istanbul【トルコ・イスタンブール】(住所:Bostancı Mah. Bağdat Cad. No:460/2, 34744 Kadıköy/İstanbul Türkiye)
※詳細・最新情報は、ロンネフェルト公式サイトを確認してください。
また、ドイツ国内のティーショップやデパート、公式オンラインショップなどでも広く購入可能なので、ドイツに行く機会のある方は覗いてみることをおすすめします。取り扱い店はロンネフェルト公式サイトで住所から検索できます。
店舗情報(日本)
日本では、主に「ロンネフェルトティーブティック認定店」がロンネフェルトの一部商品を取り扱っています。
ロンネフェルトティーブティック認定店
★ロンネフェルトティーブティック松江店(住所:島根県松江市西川津町4271ヴィーナスガーデン内)【秤売り販売あり】
★陶豆屋(住所:群馬県高崎市石原町3235)【秤売り販売あり】
●ロンネフェルト・ティ・サロン・名古屋(住所:愛知県名古屋市中区栄1-18-10 ストークビル1階)
●ティースイーツラボ・コンテナート(住所:東京都渋谷区代々木1-42-14 村野ビル1F)
●ラ・テイエール(住所:神奈川県横浜市中区新山下1-2-1丸善ビル1F)
●ラクシュミー(住所:兵庫県神戸市中央区中山手通2丁目4-8 2F)
●サロンドカフェマンナ(住所:宮城県仙台市泉区将監12-11-5)
●ハウス&ガーデン新潟川端町店(住所:新潟県新潟市中央区上大川前通2-11-1)
●ロンネフェルトティーブティックプロフーズ(住所:石川県加賀市桑原町へ7-1)
●ポアール帝塚山本店(住所:大阪府大阪市阿倍野区帝塚山1-6-16)
●ロンネフェルト名古屋(住所:愛知県名古屋市中区大井町1-24 ヴィークタワー名古屋東別院1階)
●mama panママの手作りパン屋さん(住所:滋賀県大津市際川3-36-1)
●ワールドコーヒー白川本店(住所:京都府京都市左京区北白川久保田町1番地)
※日本のRonnefeldt(ロンネフェルト)認定店についての詳細・最新情報は、株式会社ロンネフェルトティーブティック公式サイトを確認してください。
その中でも秤売り販売をしている店舗は限られていて、わずか2店舗。上記リストの最初の2つ、★をつけたお店です。どちらも地方にありますがオンラインショップも充実しているので、近くに住んでいなくても購入できるのが嬉しいですね。
ロンネフェルトティーブティック松江店(楽天市場) 陶豆屋(楽天市場)ロンネフェルトが飲めるホテル・アフタヌーンティー(日本)
ロンネフェルトは数多くの高級ホテルでも採用されているので、ホテルで優雅に楽しむこともできます。
以下は、ロンネフェルトがいただけるホテルの一部(順不同)です。ティーフリーでいただけるプランも多くあるので、色々な銘柄を試したい方にもおすすめ。ただし、以下のリストは2024年10月調査時点の情報で、変更の可能性もあります。せっかく足を運んでロンネフェルトがなかったら悲しいので、行かれる場合には必ずご自身で詳細・最新情報を確認してくださいね。
(参考)ロンネフェルトが飲めるホテル・アフタヌーンティー
※リンクをクリックすると予約サイト「一休」のページに飛び、詳細が確認できるようになっています。
※2024年10月調査時点の情報です。変更の可能性もあるので、訪問の際は必ずご自身で詳細・最新情報をご確認ください。
Ronnefeldt(ロンネフェルト)のおすすめ商品
最後に、ロンネフェルトでまず押さえておきたい、特に人気の銘柄を紹介します。
Irish Malt(アイリッシュモルト)
ロンネフェルトでまず有名なのは、「アイリッシュモルト」。アッサムティーをベースに、カカオとアイリッシュウイスキーの香りを贅沢に加えたブレンドです。ミルクティーでいただくのがおすすめ。
原材料:紅茶、カカオ、香料
Morgentau(モルゲンタウ)
ベストセラーのブレンドの一つは、「モルゲンタウ」。ドイツ語で「朝露」を意味します。中国緑茶をベースに、色とりどりの花びら、そしてマンゴー&柑橘フレーバーを追加したブレンド。香りは甘く華やかですが飲み口はすっきりしていて、緑茶らしいさわやかさも感じられるお茶です。
原材料:中国緑茶、バラ、矢車菊、マリーゴールド、香料
Glühwein-Tee(グリューワインティー)
もう一つ、ロンネフェルトで忘れてはならないのが、「グリューワインティー」。個人的にはロンネフェルトの中で一番好きなブレンドです。冬季限定の商品で、ヨーロッパのクリスマスマーケットで飲むホットワインを彷彿とさせるような、寒い冬にぴったりの一品。初めて飲んだときは、「お茶」でこんな味が出せるのかと驚きました。ハイビスカスティーに多種多様なスパイスやフルーツをブレンドしています。
原材料:ハイビスカス、エルダーベリー、リンゴ、スグリ、オレンジ、セイヨウスモモ、パイナップル、シナモン、クローブ、スターアニス、カルダモン、アーモンド、ピンクペッパー、生姜、リコリスルート、バニラ、香料
まとめ
350種類以上の高品質なお茶で、世界中で愛されるロンネフェルト。1823年から続くドイツの老舗ティーブランドの味が、日本でも楽しめるのは嬉しいですね。高級ホテルでも多く採用されるロンネフェルトのお茶。ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
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