1986年フランス創業の紅茶ブランド、Palais des Thés(パレ デ テ)。
日本では知名度は低めですが、本国フランスでは店舗数も多く、老舗紅茶ブランド・マリアージュフレールとも並ぶほどの知名度があるブランドです。ルーブル美術館とコラボしたブレンドティーもあり、フランス土産としてもおすすめ。日本では一部取り扱い店のほか、公式オンラインショップで購入可能です。
Palais des Thés(パレ デ テ)ってどんなブランド?
パレ デ テとは
Palais des Thés(パレ デ テ)は1986年フランス創業の紅茶ブランド。創業者であるFrançois-Xavier Delmas(フランソワ=グザヴィエ・デルマ)氏が約40人の友人達と一緒にパリにお茶専門店をつくったことから始まりました。
創業者は自らを「お茶の研究者」と表現するほどのお茶好きで、1年の半分以上を世界中のお茶産地を訪れることに費やし、生産者との出会いを大切にしながら茶葉の買い付けを行っています。その様子は創業者のブログでも発信していて、お茶好きにはたまらない内容です。
お茶への愛は、お茶生産者や周辺環境への愛にもつながり、労働環境や自然環境にも配慮した持続可能なお茶づくりにも力を入れています。
2019年からはルーブル美術館とコラボしたブレンドティーも販売していて、2023年11月現在、全4種類あります。フランス土産としてもおすすめです。
どこで買える?
店舗情報
パリ市内に多数店舗があるほか、フランス国内の主要都市にも多数店舗を構えています。フランスの店舗では何種類か試飲が用意されていることもあり、気軽にお試しができるのも嬉しいポイント。香りのサンプルも用意されているので、香りのテイスティングをしながらお気に入りを見つけてみましょう。
また、ベルギーやデンマーク、ノルウェーなど世界各地にも積極的に店舗を展開しています。詳細・最新情報はパレ デ テ公式ページ(フランス語)を確認してください。
日本では買える?
日本には以前「パレ デ テ自由が丘店」がありましたが、残念ながら閉店。2023年11月現在は秋葉原に販売代理店があり、一部のお茶が販売されています。ベトナム料理店を併設した店舗のため、お茶販売は13:30〜16:30の時間限定なので注意が必要です。詳細・最新情報はパレ デ テ公式ページ(日本語)を確認してください。
紅茶専門店パレ デ テ
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋 5-5-7 秋葉原イーストビル2F
定休日 : 土、日、祝日
営業時間 : 13:30〜16:30
オンラインでも購入可能です。上記のパレ デ テ公式ページの他、楽天市場などのオンラインショップでも一部の商品が入手可能です。
楽天市場でパレデテを探すパレ・デ・テの魅力
創業者の深いお茶愛!
創業者は自らを「お茶の研究者」と表現し、1年の半分以上はお茶の生産国を回ることに費やしています。そんなお茶への深い愛と情熱が、生産者との良い関係をつくり、良いお茶を買い付けることにつながっています。
また、多くの人にお茶の魅力を知ってもらいたいという思いから、1994年からは情報誌『Bruits de Palais』、1999年からはお茶の学校(l’École du Thé)を始めました。
創業者自ら、ブログやポッドキャストで発信活動も行っていて、世界中のお茶生産地の農園の様子や、生産者との出会いなど、世界中の生産地の様子が垣間見れるという、お茶好きにはたまらない貴重な内容になっています。
François-Xavier Delmas氏のブログ「Chercheur de Thé 」(フランス語/英語)
地球に優しいお茶づくりへシフト!
パレ デ テでは、2026年までに扱うお茶・ハーブティーの原材料をすべてオーガニックにすることを目標に掲げ、シフトをすすめています。この決定はまず何よりも、生産地の人々と、自然環境を守るため、そして、安心して飲むことができるお茶を提供するためです。他にも、缶入りの茶葉の購入とリユースを推進したり、2026年までにゼロプラスチックを目標にしたりするなど、地球に優しいお茶づくりに向けて積極的に動いています。
250種類以上の厳選されたお茶
取り扱うお茶は、世界中から厳選したピュアティーやオリジナルブレンドティーなど250種類以上。さらにフレーバーティーは、お花やフルーツ、スパイス、柑橘類の皮などの自然由来の原材料・香料を基本的には使用し、合成香料は、自然香料の抽出が難しいスイーツのフレーバーや、コーラのような元々合成香料を使っているもののフレーバーを表現する場合にとどめています。
Palais des Thés(パレ デ テ)のおすすめ商品
パレ デ テでまずおすすめしたいのは、中国紅茶と緑茶をベースにジャスミンやカレンデュラの花で香り付けした「テ デ モアンヌ(Thé des Moines)」と、青いナツメヤシとオレンジの花、バラを加えた、ストロベリーの香りの緑茶「テ デュ アマム(Thé du Hammam)」。お店を代表するベストセラーです。
その他、ルーブル美術館とコラボしたブレンドティーやデトックスティーなども人気。
ベストセラーを詰め合わせたお試しセットもあるので、少しずつ色々な味を試してみるのもおすすめです。
まとめ
フランスの紅茶ブランドPalais des Thés(パレ デ テ)。創業者のお茶愛がつまったブログ発信や、持続可能なお茶づくりなど、応援したくなるような魅力がいっぱいの紅茶ブランドです。フランス国内の店舗数がとても多いので、旅行中に気軽に立ち寄れるのも嬉しいですね。日本でも一部取り扱いがあるので、気になる方はチェックしてみてください。
フランスの他の紅茶ブランドについて知りたい方はこちらの記事もどうぞ!
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