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スウェーデン土産におすすめ!スウェーデン最古の紅茶ブランドKOBBS(コブス)の魅力

茶のブランド

KOBBS(コブス)は、1809年創業のスウェーデン最古の紅茶ブランド。長年スウェーデンで愛される老舗でありながら、お手頃価格でスウェーデンの現地スーパーで買うことができます。パッケージはカラフルで可愛く、しかもエコな紙パッケージを採用。スウェーデン土産としても人気です。

KOBBS(コブス)とは

KOBBSの歴史

1809年創業。Martin Samuel Kobb(マーティン・サミュエル・コブ)により、スウェーデンの人口第2の都市Göteborg(ヨーテボリ)で設立されました。

もともとスウェーデンでは18世紀からスウェーデン東インド会社によってお茶の輸入がされていました。しかし当時のスウェーデンではお茶があまり普及しておらず、ヨーテボリの港に集まったお茶はオランダやイギリスに流れていったそうです。

しかし1809年、マーティン・サミュエル・コブがKOBBSを立ち上げ、東インド会社のビジネスを引き継いでから、スウェーデンでもお茶が日常的に楽しまれるようになりました。

その後、リプトンやトワイニングなどの安価で手軽なティーバッグ商品が外国から入るようになり、スウェーデンの紅茶会社は苦境に陥ります。そこでKOBBSはお茶缶を購入した人にイギリス製ティーポットをプレゼントするキャンペーンを実施。この太っ腹なキャンペーンは大成功し、スウェーデン国内のティーバッグのマーケットシェアは65%から35%へ低下することになりました。

こんな背景があったからか、今でもスウェーデンのお茶専門店はティーバッグを扱わない、茶葉の量り売り販売のお店が主流になっています。

KOBBSは2007年にスウェーデンのコーヒー大手Löfbergsの傘下となりましたが、今でもスウェーデンの人びとに愛され続けています。

おすすめポイント1:スーパーで気軽に買える老舗紅茶ブランド

KOBBSはスウェーデンの老舗紅茶ブランドではありますが、スウェーデンのほとんどのスーパーで手に入ります。しかも価格がかなり良心的。2023年8月にストックホルムの現地スーパーで確認した際には、約28~40スウェーデン・クローナ(日本円で約370円~530円)で販売されていました。物価が高い北欧で、美味しい紅茶がこの価格で手に入るのは本当に驚きです。スーパーで気軽に購入できるので、スウェーデン土産としても人気です。日本ではレアですが、オンラインショップやメルカリなどで、タイミングによっては入手可能です。

おすすめポイント2:取り扱いはあえてリーフティーのみ!

KOBBSの商品はリーフティーのみです。あえて時間がかかるリーフティーでお茶をいれることで、心も身体もリラックスしてほしい!そんな思いが込められています。忙しい世の中だからこそ、ティーバッグではなくリーフティーでのお茶時間を大切に。そんな素敵な考え方が根底にあります。

おすすめポイント3:持続可能な商品づくり

持続可能な商品づくりを積極的に行っている点もおすすめポイントです。まず、パッケージがかなりエコ。商品はリーフティータイプで、茶葉がそのまま袋に入っています。余計な包装はありません。そしてパッケージ素材は、紙リサイクルが可能なペーパーバッグ。また、茶葉はオーガニックやフェアトレードのものを積極的に取り扱っています。オーガニック、フェアトレードの商品には認証マークがそれぞれついているので、商品を選ぶ際の参考にしてみてください。

おすすめポイント4:可愛いパッケージ!

パッケージもとっても可愛いので、スウェーデン土産としても人気です。日本ではなかなか見かけないお茶ですので、ギフトにしても喜ばれそうですね。

KOBBS(コブス)の商品は全部で6種類

商品は全部で6種類あります。内容量も125gとたっぷり。それぞれのブレンドのイメージにあったカラーとデザインが施されていて、全部揃えたくなってしまう可愛さです。特に人気のブレンドは、Himlagott(ヒムラゴット)とSörgårdste(ソールゴーステー)です。

Himlagott(ヒムラゴット):「天国のような」美味しさの紅茶

KOBBS公式ページより

商品名のHimlagott(ヒムラゴット)は、スウェーデン語で「天国のような」の意味。その名のとおり、一口飲むとふわっと天国のお花畑を感じられるような味。お花とフルーツをクリームで包み込んだ、やわらかい華やかさが印象的な紅茶です。

原材料:紅茶、コーンフラワー、オレンジの花、香料(マルメロ、ピーチ、クリーム)※乳製品は含みません
内容量:125g

Sörgårdste(ソールゴーステー):サマーハウスブレンド

KOBBS公式ページより

サマーハウスブレンドは、バラ園にさわやかな風が吹いたような、華やかさと爽やかさが両立した印象的な紅茶。夏にもぴったりです。茶葉の中には大きなバラの花びらが入っていて見た目にもテンションが上がります。

原材料:紅茶、ブラックカラントの葉、バラの花びら、香料(ルバーブ、ストロベリー、パッションフルーツ)
内容量:125g

Lust & Fägring(ルスト オック フェーグリン):パッション&ビューティーブレンド

KOBBS公式ページより

パッションフルーツ、マンゴーといった南国フルーツの香りが感じられる、フルーティーで華やかなブレンドです。

原材料:紅茶、ひまわりの葉、マンゴー、ラズベリー、香料(パッションフルーツ、マンゴー、クリーミーキャラメル)
内容量:125g

Earl Green(アール グリーン):緑茶ベースの柑橘系フレーバーティー

KOBBS公式ページより

「アールグレイ」ならぬ「アールグリーン」。「アールグレイ」は紅茶にベルガモット(ミカン科ミカン属の柑橘類)で香りづけしたフレーバー・ティーですが、こちらの「アールグリーン」は緑茶をベースに柑橘類をブレンドし、ベルガモットで香りづけしています。緑茶ベースなので「アールグリーン」。パッケージもグリーンになっています。

原材料:緑茶、シトラスピール、ライムピール、香料(ベルガモット)
内容量:125g

Earl Grey(アール グレイ):オーガニックアールグレイ

KOBBS公式ページより

有機茶葉を使用のアールグレイ。オーガニック紅茶を探していて、アールグレイ好きな人にぴったりの商品です。

原材料:有機紅茶、香料(ベルガモット)
内容量:125g

English Breakfast(イングリッシュ ブレックファスト):オーガニックストレートティー

KOBBS公式ページより

こちらも有機茶葉を使用。オーガニック紅茶を探していて、ストレートティーが好きな人にはこちらがおすすめです。

原材料:有機紅茶(セイロン、インド、中国)
内容量:125g

まとめ

スウェーデン最古の紅茶ブランドKOBBS(コブス)。安価な価格でスーパーで販売されていて、紙パッケージで茶葉を販売しているので環境にも優しい。スウェーデンの人びとに200年以上愛され続けているのも納得の素敵な紅茶ブランドです。遠いスウェーデンの紅茶を日本で入手できるのも嬉しいですね。パッケージも可愛いので、スウェーデン土産としてもおすすめです。

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