絵本の世界のような可愛いパッケージと、本格的な味わいの紅茶で人気の「カレルチャペック紅茶店」。
ギフトにも日常使いにもぴったりのティーバッグ商品が豊富ですが、サイズの違う2種類のティーバッグ(「オリジナル」と「デイリー」)があるのをご存知でしょうか。「同じ銘柄なのに、何が違うの?」「どっちを選べばいいの?」と気になっている方も多いはず。
そこで今回は、カレルチャペック紅茶店の「オリジナル」と「デイリー」のティーバッグを徹底比較!同じ銘柄の2タイプのティーバッグを飲み比べ、どんな違いがあるのかを検証しました。
そもそも「カレルチャペック紅茶店」とは?

「Karel Capek(カレルチャペック)紅茶店」は、絵本作家でもある山田詩子さんが、1987年に東京・国分寺で創業した紅茶専門店。
「おいしい紅茶をたのしく!」をコンセプトに、「基本の茶葉の鮮度と製茶」にこだわった紅茶を、絵本の世界のような可愛いパッケージで提供しています。
▼「カレルチャペック紅茶店」の詳しい情報はこちらの記事をチェック!▼

2タイプのティーバッグ:「オリジナル」と「デイリー」の概要
最初に、2つのタイプのティーバッグの概要をおさらいしましょう。
「オリジナル」
「オリジナル」タイプは、テトラ型のティーバッグを使用した商品。茶葉が広がる空間が比較的広く、大きめの茶葉を使用できるのが特徴です。ティーポットで淹れたような本格的な味わいを、手軽なティーバッグで楽しめるように設計されています。価格は1個あたり120円ほどで販売されています。
「デイリー」
「デイリー」タイプは、毎日気軽に飲めるように開発された商品。封筒型のティーバッグを使用しており、細かめの茶葉が入っています。ティーバッグの個包装20個入りのボックスで販売されており、1個あたりの価格は50円ほど。毎日の生活に寄り添ってくれる存在です。
【結論】どっちを選ぶ? 「オリジナル」と「デイリー」の選び方
2つのタイプの概要を見て分かる通り、
基本的には、
というのがおすすめの選び方です。
以下では実際に、「オリジナル」と「デイリー」の違いを、実際のティーバッグを使ってより細かく見ていきます。詳細が知りたい方はこのまま読み進めてくださいね。
「オリジナル」と「デイリー」の違いを比較検証!
検証には、ちょうど2つのタイプが手元にあった「ダージリン」を使用しました。
パッケージを比較!

まずはパッケージを比較してみましょう。写真左が「オリジナル」、右が「デイリー」です。
サイズは「オリジナル」の方が大きめで、幅8㎝×縦9㎝ほど。「デイリー」は小さめで、幅6.5㎝×縦7.5㎝ほどでした。
どちらも茶葉の鮮度を保てるよう、遮光性・密封性の高いアルミパックが使われています。

裏面には、銘柄紹介や美味しい淹れ方、原材料、賞味期限など、知りたい情報が詳細に書かれています。
「オリジナル」の方が銘柄紹介の情報量が多めですが、内容にほとんど差はありませんでした。
ティーバッグを比較!

次はティーバッグを見てみましょう。
「オリジナル」(写真左)にはテトラ型、「デイリー」(写真右)には封筒型のティーバッグが使われています。テトラ型は茶葉が広がるスペースが比較的広く、茶葉本来の風味を抽出しやすいのが特徴。ティーポットでリーフティーを淹れたような味わいに、より近づく傾向があります。
ちなみに、どちらのタイプもつなぎ目は紐で固定されており、ホッチキスなどの金属は使われていませんでした。
茶葉を比較!

中の茶葉もチェックしてみましょう。
写真では分かりにくいかもしれませんが、「オリジナル」(写真左)には比較的大き目の茶葉、「デイリー」(写真右)には細かくカットされた茶葉が入っています。
パッケージ記載の情報によると、茶葉の量(ダージリンの場合)は、「オリジナル」が2gで、「デイリー」が1.2g。「デイリー」にはより細かい茶葉が使われているため、少ない茶葉の量でも抽出されやすいと推察されます。
味わいを比較!

最後は肝心の味わいです。
手軽なティーバッグ商品ですので、もちろん茶園別の高級ダージリンの味ではありませんが、どちらもダージリンらしい風味が感じられつつ、クセが少なく飲みやすい味わいです。
基本的に味わいは似ているのですが、「オリジナル」(写真左)の方は、よりダージリンのフローラルな風味がふわっと香り、じんわりと広がる心地よい渋みが感じられます。
「デイリー」(写真右)の方は、ほどよい渋みやダージリンの風味は感じられますが、よりすっきりしている印象を受けました。より親しみやすい味わいなので、食事などにも合わせやすそうです。
「オリジナル」と「デイリー」の違いを一覧表で確認!
ここまでの比較結果を、一覧表でまとめてみました。(※今回検証で使用した、ダージリンの場合です。銘柄や販売時期によって情報が異なる場合があります。)
オリジナル | デイリー | |
---|---|---|
コンセプト | 茶葉本来のポテンシャルを引き出す | 毎日気軽に楽しむ |
価格(目安) | 1個120円ほど | 20個入りで1,000円ほど(1個当たり50円ほど) |
パッケージ | 大きめ(幅8㎝×縦9㎝ほど)/アルミパック | 小さめ(幅6.5㎝×縦7.5㎝)/アルミパック |
ティーバッグ | テトラ型 | エンベロープ型 |
茶葉の量(※銘柄によって異なります。表はダージリンの場合。) | 2g | 1.2g |
茶葉の大きさ | 比較的大きめ | 細かめにカットされている |
おすすめシーン | じっくり紅茶の風味を味わいたい時に | 日常使い、仕事中、食事のお供に |
どちらも基本的な味わいは同じですが、使われているティーバッグの形状や茶葉が異なり、それによって味わいにも違いが出ています。価格も2倍以上異なりますので、用途や気分によって、上手に使い分けていきたいですね。
まとめ
今回は、カレルチャペック紅茶店の「オリジナル」と「デイリー」のティーバッグを飲み比べ、どんな違いがあるのかを検証しました。
選び方としては、紅茶本来の味と香りをじっくり楽しみたいなら「オリジナル」タイプ、日常使いや食事等のお供として気軽に楽しみたいなら「デイリー」タイプがおすすめ。同じ銘柄で2つのタイプを揃えて、飲み比べしてみるのも楽しいと思います。
この記事が、皆様の紅茶選びの参考になれば幸いです!
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