※当ページのリンクには広告が含まれる場合があります。

フランスのマルシェで茶葉を買う

茶の旅

文化と美食の国、フランス。フランスはマルシェ文化が盛んで、開催日には多くの地元客で賑わっています。新鮮な食材や地域の特産品が立ち並び、フランスの生の暮らしを感じることができるマルシェは、観光客にも大人気。

今回は、南フランスのDigne-les-Bains(ディーニュ=レ=バン)という町のマルシェで茶葉のスタンドを発見したので、紹介したいと思います。また、マルシェでお買い物をするための簡単なフランス語会話や、気をつけたいポイントについても紹介します。フランスに行く予定がある方も、ない方も、旅気分で楽しんでもらえたら嬉しいです。

フランスのマルシェ文化

フランスでは、パリのような大都市から地方の町まで、各地で定期的にマルシェが開かれています。開催日は「毎週水曜日と土曜日」などと曜日で決まっていることが多く、その曜日は地域によって様々。便利なスーパーが浸透した今日でも、マルシェで地元の新鮮な食材を揃えることが生活の一部にあり、フランスの食文化の豊かさを感じることができる場所です。

道行く人が「Bonjour !(ボンジュール!)」と挨拶を交わし、おしゃべりをしながらマルシェを楽しむ姿はフランスらしさ全開。マルシェのスタンドには野菜や果物、チーズ、お魚、お肉、オリーブ、はちみつ、ジャムなど、目移りしてしまうぐらい美味しいものが沢山並んでいます。パエリアやクレープ&ガレットなど、実演販売スタイルのお店があることも。各スタンドが自慢の商品を販売しているので、歩くだけでもとっても楽しいです。

フランスのマルシェで茶葉を買う

今回紹介するのは、南フランスの景勝地Digne-les-Bains(ディーニュ=レ=バン)のマルシェ。毎週水曜日と土曜日(2023年時点)に、街の中心街で開催されてます。この地域はラベンダーなどのハーブが特産品で、夏の収穫時期にはラベンダー祭りが盛大に開催されるほど。山登りスポットが豊富で温泉も湧くので、バカンス滞在先としても人気です。ディーニュ=レ=バンのマルシェは2022年にフランスで最も美しいマルシェの7位に選ばれたほどで、その美しさも魅力の一つです。

フランスのマルシェの茶葉スタンド

そんなフランス、ディーニュ=レ=バンのマルシェに、茶葉のお店を発見!このお店はマダム自らがブレンドまで手掛け、地域の魅力たっぷりのオリジナルブレンドティーも販売しています。価格は50gで3.5€~(2023年時点で550円ほど~)。少量から購入可能で、手に取りやすい価格なのも嬉しいです。

商品は、紅茶や緑茶、ルイボスティーなどの茶葉をベースにしたブレンドティーが中心。ルイボスティーに地元の特産品であるラベンダーをブレンドしたものや、地域の山でとれるお花やハーブをブレンドしたハーブティーなど、その季節、その地域の恵みを感じられるような商品もあり、フランスマルシェ土産にピッタリです。

オーガニックの商品の取り扱いもあり、その場合にはフランス語でオーガニックを示す「BIO」がラベルに表示されています。

購入した茶葉

今回は、50gずつ、3種類の茶葉を購入。

1つ目は、Rooibos Rhubarbe Framboise(ルイボス ルバーブ フランボワーズ)。
ルイボスティーをベースに乾燥フルーツがたっぷり入っています。ベリーとルバーブの酸味がマッチした甘酸っぱくフルーティーな美味しさで、個人的には3つの中で一番好きな味でした。

2つ目は、Rooibos Oriental(ルイボス オリエンタル)。東洋をイメージし、ルイボスティーにスパイスがたっぷりブレンドされています。スパイスの風味でほっこり温まるような、落ち着いた気分になれるブレンドです。

3つ目はTisane des Alpes Bio(ティザンヌ デ アルプ ビオ)。地元アルプスの山のお花やハーブ、フルーツをブレンドしたハーブティーです。花びらがたっぷりで見た目にも華やか。飲んでいると、プロヴァンスのお庭の風景が浮かんでくるような、心地よいお茶です。

どれも個性的でとっても美味しく、大満足でした。季節によって取り扱う商品が変わるので、その時々の出会いを楽しめるのも魅力です。

買い物のポイント@フランスのマルシェ

フランスのマルシェでお買い物をする時に役立つ、簡単なフランス語会話や、気をつけたいポイントを紹介します。

簡単フランス語会話~フランスのマルシェでお買い物編~

まずはマルシェでのお買い物に便利な、簡単なフランス語会話の例文です。

フランス語が初めてでちょっと気が進まない、という場合には、英語やジェスチャーを駆使すれば大丈夫。何より大切なのは伝えようとする気持ちだと思いますし、優しい人が多いので、言いたいことを何とか汲み取ってくれることが多いと思います。最近は通訳・翻訳アプリもありますので、それを駆使するのも良いかもしれません。

挨拶やお礼については現地語でできると相手も喜んでくれるので、できれば覚えておくと良いでしょう。

フランスのマルシェでお買い物

Bonjour !(ボンジュール!):こんにちは!
Je voudrais ça, s’il vous plaît.(ジュ ヴドレ サ、シル ヴ プレ):これをいただきたいのですが。
【※「ça(サ)=これ」です。指差しで伝えればどんな商品にも適用できて便利なフレーズです。】

Merci ! (メルスィ!):ありがとう!
Avec ceci ?(アヴェック ススィ?):他にはありますか?

C’est tout, merci.(セ トゥ、メルスィ):これで全部です。ありがとう。
Ça fait combien ?(サ フェ コンビアン?):いくらですか?

6 euros, s’il vous plaît.(シス ユーロ、シル ヴ プレ):6ユーロ、お願いします。

【お金を渡しながら】
Voilà.(ヴォワラ):はいどうぞ。

Merci !(メルスィ!):ありがとう!
Bonne journée !(ボン ジョルネ!):よい1日を!
Au revoir !(オルヴォワール!):さようなら!

A vous aussi !(ア ヴ オッスィ):あなたも!
Au revoir !(オルヴォワール!):さようなら!

茶葉を買うときに便利なフランス語単語も、以下に紹介します。

茶葉を買うときに便利なフランス語単語
● thé(テ):茶
● thé noir(テ ノワール):紅茶
● thé vert(テ ヴェール):緑茶
● thé oolong(テ ウーロン):ウーロン茶
● thé japonais(テ ジャポネ):日本茶
● thé chinois(テ シノワ):中国茶
● rooibos(ルイボス):ルイボスティー
● infusion(アンフュージョン):ハーブティー
● tisane(ティザンヌ):ハーブティー
● bio(ビオ):オーガニック
● 100g(サン グラム):100g
● 50g(サンカント グラム):50g

マルシェでお買い物をするときの注意点

マルシェは個人の生産者が出店していることが多く、普通のお店とは勝手が違うので注意しましょう。以下に、心づもりしておいた方が良いポイントを紹介します。

現金を忘れずに!

お店にもよりますが、クレジットカードが使えない場合も多いので、現金を用意しておきましょう。お店に十分なお釣りの用意がない場合もあるので、小さい額の紙幣やコインを用意しておく方が安心です。

エコバッグを持参しよう!

各スタンドで買った商品はみんな、エコバッグにぽんぽん入れていきます。その方がエコですし、お店は袋の用意がなかったりもするので、自分で買い物袋を持っていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました