1890年イギリス・コッツウォルズ創業の、老舗ベーカリー&ティールーム「Huffkins(ハフキンス)」。日本でも英国展等に登場し、スコーンやロゴ入りジュートバッグが人気ですよね。現地イギリスの店舗では朝食やランチ、アフタヌーンティーなどが楽しめますが、神コスパでアフタヌーンティーがいただける穴場でもあります。
この記事では、ロンドン中心部にある、ハフキンス・オクスフォードストリート店でアフタヌーンティーをいただいた際の様子をレポートします!
そもそも、「Huffkins(ハフキンス)」とは?

Huffkins(ハフキンス)は、1890年に英国・コッツウォルズで誕生した、老舗のベーカリー&ティールーム。昔ながらのレシピと地元・コッツウォルズの食材にこだわり、熟練の職人が手掛けたベーカリー製品が自慢です。
店舗はコッツウォルズを中心に、9つのベーカリー&ティールームを展開。ティールームでは、看板メニューのスコーンが楽しめるクリームティーやアフタヌーンティーの他、朝食やランチなど、幅広いメニューを提供しています。(※店舗の詳細・最新情報はHuffkins公式ウェブサイトをご確認ください。)
ハフキンス・オクスフォードストリート店のアフタヌーンティーへ!
ハフキンス・オクスフォードストリート店に到着!

今回訪れたのは、ロンドン中心部にある、ハフキンス・オクスフォードストリート店。お店はイギリスのデパート「John Lewis(ジョン・ルイス)」の4階(英国式)に入っています。

店頭では、紅茶やビスケットなどのお菓子、ジャム、そしてオリジナルジュートバッグが販売されていました。このバッグは日本でも人気なので、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
Huffkins Oxford Street店
(※詳細・最新情報はHuffkins公式ウェブサイトをご確認ください。)
● 住所:
John Lewis, 4th Floor, 300 Oxford St, London W1C 1DX イギリス
● 営業時間 :
Monday to Friday – 10:00 – 18:00
Saturday – 10:00 – 18:00
Sunday – 12:00 – 17:00
店内の様子

私が訪れたのは、2025年8月の平日の11:30頃。百貨店内にあるカフェとあって、明るく開放的で、気軽に入れるような雰囲気です。
アフタヌーンティーということで念のため予約して伺いましたが、平日ということもあり、席には余裕がありました。(11:30頃で2~3割、12:30頃には6~7割の席が埋まっていました。)
店内には心地よいジャズが流れ、本や新聞を読みながらくつろぐ地元の方々も。店員さんも親切かつ穏やかで、ゆっくりした気持ちで過ごせる、居心地の良い空間でした。
メニューと注文方法

メニューは、朝食やブランチ、昼食、アフタヌーンティーやスイーツなど盛り沢山。ヴィーガンやグルテンフリー、お子様メニューなども用意されていました。詳細は、公式ウェブサイトで確認できますよ。
注文は、カウンターか、テーブル上でオンラインで行います。
私は事前にクーポンサイト「グルーポン」でアフタヌーンティーを購入したので、来店時にカウンターでバウチャーを提示しました。これがかなりお得なので、アフタヌーンティーを利用される方は事前にチェックすることをおすすめします。ちなみに私が利用した際には、以下のプロモーション価格で販売されていました。
●Afternoon Tea for One
通常£25(約5,000円)→グルーポン£15ほど(約3,000円)
●Afternoon Tea for Two
通常£60(約12,000円)→グルーポン£30ほど(約6,000円)
※2025年8月時点の価格・為替レートです
2025年8月現在、フィッシュアンドチップス1皿でも£20前後するロンドンで、アフタヌーンティーが£15で楽しめるのは、驚きの破格です。
実食!ハフキンスのアフタヌーンティー「Afternoon Tea for One」

今回私は一人での来店でしたので、「Afternoon Tea for One」を注文しました。
セットは以下の内容です。
・ドリンク:ティー各種、コーヒー各種、ココアから選択
・サンドイッチ:コロネーションチキン、ツナマヨ&レモン、チェダー&トマトチャツネの3種から1つ選択
・スコーン:プレーン、フルーツの2種から1つ選択
・ケーキ:エクレア、キャロットケーキ、ブラウニーなどの各種ケーキから1つ選択
※詳細・最新情報は、公式ウェブサイトでご確認ください。
店員さんに確認したところ、ドリンクは2杯まで注文OKとのこと。この価格で2杯いただけるのは、とても嬉しいサービスです。
ドリンク(1杯目):Cotswold Breakfast Tea

一杯目のドリンクは、せっかくなのでハフキンスの本拠地「コッツウォルズ」の名前が付いた、「Cotswold Breakfast Tea」をいただきました。
紅茶はティーポットでたっぷりと提供され、カップに2〜3杯分。ミルクもたっぷり付けてくれました。ティーバッグでの抽出で、茶葉に対して湯量が多いのか少し薄めに感じましたが、すっきりしていて、食事にも合わせやすい紅茶でした。
サンドイッチ:Coronation Chicken

サンドイッチは、「コロネーションチキン」を選択。
パンの耳がついた素朴なスタイルで、パンの香りも良く、「これぞパン屋さんのサンドイッチ!」という温かみを感じます。クリーミーなソースにカレースパイスが効いていて、チキンの大きさもちょうどよく、レーズンのアクセントも楽しいです。ボリューム満点でしたが、最後まで美味しくいただきました。
スコーン:Fruit Scone

お次はハフキンスの看板メニューのひとつ、スコーン。プレーンとフルーツから、レーズン入りの「フルーツ」を選びました。1個ですが、ビッグサイズです!
スコーンはほんのり温かく、中にはレーズンがたっぷり。パンのようなふんわり・しっとりタイプのスコーンで、ふっくらとした優しい美味しさです。

焼き色も綺麗で、表面の香ばしい香りと小麦の香りがたまりません。クロテッドクリームとジャムをつけるとパクパクが止まらなくなります。
ちなみに、クロテッドクリームは「Rodda’s」、ジャムは「Wilkin&Sons」社のTiptreeが使われていました。この2つはイギリスの超有名メーカーで、お土産にも人気。日本でも入手可能なので、日本でも気軽に英国気分が楽しめます。
ドリンク(2杯目):Chai Latte

スコーンを食べ終えてドリンクがなくなる頃に、店員さんが2杯目のドリンクのオーダーをとりに来てくれました。(素晴らしいサービスに感動!)
2杯目は「チャイラテ」を注文。写真では分かりにくいですが、大きなカップになみなみと注がれた、ビッグサイズです。スパイスと紅茶のしっかりとした味わいに、ふわふわでなめらかなミルクがマッチし、とても美味しくいただきました。砂糖は入っておらず、テーブルの砂糖で自分好みに調整できるのも有難かったです。
ケーキ:Victoria Sponge

締めのケーキには、イギリス名物「ヴィクトリアスポンジ」を選びました。
スポンジケーキにジャムとバタークリームが挟まった素朴なケーキなのですが、一口いただくと、バタークリームの砂糖がしゃりしゃり言うほどの、しっかりとした甘さ!幸いチャイラテに砂糖が入っていなかったので、上手く調和させながら完食しました。イギリスはケーキが激甘なことで有名なので、良い文化体験になりました。
まとめ
今回は、コッツウォルズの老舗ベーカリー「Huffkins(ハフキンス)」・オクスフォードストリート店でのアフタヌーンティーをご紹介しました。
たっぷり楽しめるドリンク、温かみのある美味しさのサンドイッチやスコーンといった盛り沢山の内容を、ロンドン中心地で信じられないほどの価格で提供してくれる穴場、ハフキンス。店内の雰囲気や店員さんのサービスも良く、心地よいティータイムが過ごせました。
「限られた予算の中でも、ロンドンでアフタヌーンティーを楽しみたい!」という方に特におすすめのお店です。この記事が、イギリス旅行の計画の参考になれば幸いです。
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