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【訪問レポ】フィンランド土産におすすめ!フィンランドの紅茶ブランド:Forsman Tea(フォルスマンティー)でお買い物

茶のブランド

1979年創業の紅茶ブランドForsman Tea(フォルスマンティー)。フィンランドのスーパーに行くと必ずと言っていいほど並んでいる、フィンランドを代表するティーカンパニーです。

高級茶葉から手頃な茶葉まで、世界各地の豊富な種類の茶葉を扱い、その数なんと500種類以上。オーロラをイメージした茶葉や、北欧のベリーを使った茶葉もあり、フィンランド土産としてもおすすめです。一部商品は日本でも購入することができます。

この記事では、フォルスマンティーとはどんなブランドなのか、どこで買えるのかという基本情報と併せて、実際にフィンランドにある店舗を訪問した際の様子を紹介していきます。

Forsman Tea(フォルスマンティー)とは

フォルスマンティーとは

Forsman tea(フォルスマンティー)は、Aaro Forsman氏によって1979年に創業された、フィンランドのティーカンパニー。オリジナルブレンドも含む500種類以上のお茶を販売しています。紅茶、緑茶、青茶、黄茶、白茶、ルイボスティー、マテ茶、ハーブティーなど様々な種類の茶葉を取り扱い、展開する商品もピュアティーからブレンドティーまで様々。高級茶葉から手に届きやすい茶葉まで、驚くほど豊富なラインナップを取り揃えています。

茶葉は直接生産者から買い付け、すべて自社工場でブレンド・製品化。自社でできることはすべて自社で行うことで、環境負荷や中間コストをできる限り抑えながら、高品質な茶葉を適正な価格で提供することに成功しています。

オーガニックの茶葉も豊富にあり、フェアトレードやレインフォレストアライアンス認証を受けた商品も展開。環境・社会問題への取り組みが積極的に行われているという点でも、魅力的なブランドです。

オーロラやクリスマス、北欧のベリーなどをテーマにしたフィンランドならではのブレンドティーもあり、フィンランド土産としてもおすすめです。

店舗情報

フォルスマンティーの店舗は、ヘルシンキ郊外Vantaa(ヴァンター)の自社工場&オフィスに併設されています。写真がその建物。ヘルシンキの中心地からは離れた場所にありますが、空港からも程近く、公共交通機関で辿り着くことが可能です。ただし、最寄りのバス停か工業地帯を20分近く歩く必要があり、観光中には立ち寄りづらい立地と言えるでしょう。

店舗に行けない場合も、公式オンラインサイトでショッピングが可能。その他、フィンランドの高級デパート「ストックマン」の地下食品フロアや、フィンランドのスーパーでもパッケージ商品が販売されています。

Forsman Tea(フォルスマンティー)店舗情報
(※2024年7月時点の情報です。詳細や最新情報はForsman Tea公式ウェブサイトを確認してください。)

●住所:
Suokalliontie 7, 01740 Vantaa, Finland

●営業時間:
Monday 11-16.30
Tuesday to Friday 11-18
Saturday 10-15
Sunday closed

日本ではどこで買える?

残念ながら2024年7月時点で、フォルスマンティーの日本での取り扱いはほとんどありません。ただ、北欧雑貨店や、楽天市場などのネットショップで一部商品が販売されていることがあるので、気になる方は要チェックです。

楽天市場で探す

日本で入手できるおすすめ商品

日本で入手できるおすすめ商品は、5種類の味が楽しめる「幸せの一杯ボックス」。ピラミッド型のティーバッグで、茶葉から淹れたような味わいを楽しめます。それぞれのブレンドをイメージした個包装パッケージも可愛い!

Forsman Tea(フォルスマンティー)の店舗に行ってみた

所用によりフィンランド滞在中の筆者。せっかくフィンランドに来たのでどんな店舗か見てみたい!という好奇心から、ヘルシンキ郊外のヴァンターにある店舗に伺ってきました。

店内の様子

上にも書いた通り、フォルスマンティーの店舗は、工場やオフィスと同じ建物内に併設されています。1階の一角が店舗になっているのですが、郊外ということもあってお店はかなり広く、様々な茶器や茶葉が並ぶお茶天国です。

中に入るとまず目に入るのが、北欧らしい一枚板のテーブル。ロシアの茶器サモワールや、中国茶器、日本茶器などがディスプレイされていて、とても素敵な空間でした。

商品は茶葉の量り売り販売が中心で、何グラムからでも購入可能だそう。少量からでも試せるのは非常に有難いシステムです。茶葉によって値段が異なりますが、缶には100gあたりの価格が表示されているので安心してお買い物できます。

茶器はマグカップやティーポット・急須だけでなく、抹茶やマテ茶の道具まで販売されていました。マテ茶の道具まで販売している総合ティーショップはこれまで見たことがなかったので、その品揃えの良さにびっくり。

茶葉やティーバッグのパッケージ商品もあり、袋にはそれぞれのコンセプトをイメージしたデザインが施されています。クリスマスのブレンドや、オーロラをイメージしたブレンド、ブルーベリーやラズベリー、クラウドベリー、リンゴンベリーなどの北欧ベリーをテーマにしたブレンドまで様々あり、フィンランド土産にもぴったりです。

広い店内にずらっと並ぶ豊富な種類の茶葉に圧倒されてしまいましたが、店員さんが親切にサポートしてくれて、楽しくお買い物ができました。(説明書きはフィンランド語のものがほとんどでしたが、お店の方は英語が流暢だったので、フィンランド語がわからなくても大丈夫です。しかも、こちらの拙い英語も汲み取ってくれる優しさ…!)お話した店員さんはお茶が大好きなことが伝わってくるような熱意のある方で、最近は日本の鹿児島の緑茶が気に入っているそう。日本茶が遠くフィンランドでも愛されていて、日本人として嬉しくなりました。お茶生産者さんに感謝です。「フィンランドはまだまだコーヒー文化が主流だけど、もっとお茶の良さも伝えていきたい!」とも話してくれました。

購入した商品

種類が豊富なので悩んでしまいましたが、今回は「Aurora tea(オーロラ茶)」と「Love of Roses(バラの愛)」の2つを購入。おまけでお試しティーバッグもいただきました。

今回買った茶葉の価格は一袋あたり60gで2.95€(2024年7月時点で500円ほど)。物価が高めなフィンランドの中でかなりお手頃で、日常使いしやすい価格なのが嬉しいです。

購入した茶葉をレビュー

Aurora tea(オーロラ茶)

フィンランドといったらオーロラ!ということで購入したのがこちらの「Aurora tea(オーロラ茶)」。いつか見てみたいという気持ちを込めてセレクトしました。紅茶をベースにブルーベリー、ミント、バニラで香りづけし、矢車菊・カレンデュラの花びらをブレンドした一品です。

いただいてみるとまずはミントの香りが際立ち、すっきりした風味は北欧の厳しい寒さを思わせます。それと同時に広がる甘い香りがミントとマッチして、何だか不思議な、神秘的な雰囲気のするお茶でした。いつかオーロラを見ながら飲みたいような一品です。パッケージも素敵ですよね!

Love of Roses(バラの愛)

お次は「Love of Roses(バラの愛)」。緑茶をベースにバラと苺で香りづけし、バラの花びらをブレンドした一品です。バラが散りばめられたパッケージは、フィンランドのファッションデザイナーJukka Rintala氏が監修したものだそう。

バラをコンセプトにしたブレンドだけあって、とても良い香りのするお茶で、口に含むとバラの香りが華やかに広がり、余韻までバラが香ります。お味の方は緑茶ベースなので、青々とした穏やかな味わい。飲んでいると優雅な気分になります。個人的にローズフレーバーのお茶が好きなので、買って大正解でした。しかも、茶葉とバラの花びらはオーガニックのものが使用されていて、その点でも選んで良かったと思えるお茶でした。

Blueberry Black currant Hibiscus(ブルーベリー カシス ハイビスカス)

おまけでいただいたティーバッグ「Blueberry Black currant Hibiscus(ブルーベリー カシス ハイビスカス)」もいただいてみました。ティーバッグはピラミッド型で、茶葉がそのまま入っています。

抽出後のお茶がこちら。まず、水色が濃厚なブルーベリージュースのようでビックリ!成分を見てみると、なんとブルーベリーが一番多く、30%も入っていて、そこにハイビスカスやローズヒップ、カシスの葉と香料、リコリスがブレンドされています。おまけや香りづけ程度ではなく、主成分がブルーベリーということにびっくり!ベリーが豊富なフィンランドならではのお茶だと思います。

いただいてみると、しっかりブルーベリーの味と香りが感じられて大変美味。ローズヒップやハイビスカスの酸味も効いています。ブルーベリージュースのようなお茶ですが、フルーティーな香りだけでなく、リコリスの風味がバランスをとってるように感じます。フィンランド土産にもかなりおすすめ。お値段は3g×15個入りで4.5€(2024年7月時点で750円ほど)で販売されているようです。

まとめ

以上、フォルスマンティーについて紹介しました。500種類以上の豊富な茶葉、生産者から直接茶葉を買い付け、フィンランドの自社工場でブレンド・パッケージングを行う経営体制、豊富なオーガニック認証商品など、魅力がたっぷりのティーブランド。フィンランドならではのブレンドもあるので、お土産にもぴったりです。日本でも一部商品が入手可能なので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

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