イケアやマリメッコ、イッタラなど、日本でも大人気なブランドを輩出している北欧。でも、北欧生まれの紅茶(お茶)ブランドは、あまり日本で出会う機会がないのではないでしょうか。
実際に行ってみると、北欧ではコーヒー人気が強いものの、各国にしっかりと紅茶(お茶)文化が根付いていて、その豊かさに感動。特にスウェーデンはお茶の種類も豊富で、質も高く、お値段もお手頃なのでテンションが上がりっぱなしでした。
この記事では、意外に知らない北欧の紅茶ブランドについて、国別におすすめを紹介していきます。
フィンランド
フィンランドはどんなところ?
森と湖の国、フィンランド。週末は湖で泳いだり、森でブルーベリー狩りやキノコ狩りをしたり、自然と共に生きる姿が印象的。ムーミンの国でもあります。マリメッコやイッタラ、アラビア、フィンレイソンなどのフィンランドブランドも必見。自然を感じられるようなデザインも豊富です。
フィンランドの紅茶ブランド:Nordqvist(ノードクヴィスト)
Nordqvist(ノードクヴィスト)は、1979年に設立されたフィンランドのお茶会社。現地スーパーのお茶コーナーに行くと、ノードクヴィストのお茶がどどーんと幅を利かせているぐらい、フィンランドでは有名なブランドです。おしゃれなパッケージ、自由な発想とコンセプト、そして環境への配慮など、お茶のパッケージひとつをとっても、フィンランドらしさが詰まっています。ムーミンとコラボしたアソートパックや、フィンランドらしいフレーバーもあるので、フィンランド土産としても人気。日本でもオンラインで購入可能です。
スウェーデン
スウェーデンはどんなところ?
自然豊かな国でありながら、都会的な雰囲気も併せ持つスウェーデン。イケアやH&Mなどのグローバル企業を生んだ国でもあります。首都ストックホルムは世界一美しい首都とも評されていて、なんでもない路地まで至る所が可愛いです。ジブリ映画『魔女の宅急便』の舞台のモデルになったことでも知られています。
スウェーデンの紅茶ブランド①:The Tea Centre of Stockholm(ティーセンターオブストックホルム/北欧紅茶)
The Tea Centre of Stockholm(ティーセンターオブストックホルム/北欧紅茶)は、スウェーデンを代表する紅茶ブランド。1979年開店と歴史的には比較的新しいですが、スウェーデン王室のほか、ノーベル賞晩餐会でも愛用されるティーブランドで、その品質、美味しさ、ブレンド技術はお墨付きです。特に、お店の代表商品であるセーデルブレンドは、その豊かな香りと味わいで一度飲んだ人を虜にするほどの美味しさ。缶もとっても可愛いので、自分用はもちろん、お茶好きの方へのプレゼントにもおすすめです。日本でも購入可能です。
スウェーデンの紅茶ブランド②:KOBBS(コブス)
KOBBS(コブス)は、1809年創業のスウェーデン最古の紅茶ブランド。長年スウェーデンで愛される老舗でありながら、スウェーデンの現地スーパーで驚くほどお手頃な価格で買うことができます。パッケージはカラフルで可愛く、しかもエコな紙パッケージを採用。スウェーデン土産としても人気です。
スウェーデンの紅茶ブランド③:PALOMA TEA COMPANY(パロマ ティー カンパニー)
PALOMA TEA COMPANY(パロマティーカンパニー)はスウェーデンのお茶専門店。主に茶葉を量り売り販売しています。日本では取り扱いがありませんが、値段もお手頃で、お茶の種類がかなり豊富。お店オリジナルの缶もカラフルでとってもおしゃれです。定員さんもとても親切で、好みや希望を伝えると、おすすめの茶葉を提案してくれますよ。スウェーデンに行くお茶好きの方は、立ち寄ってみることをおすすめします。
ノルウェー
ノルウェーはどんなところ?
海と山の国、ノルウェー。フィヨルド地形をはじめダイナミックな自然を感じられます。ディズニー映画『アナと雪の女王』の舞台のモデルにもなった国としても知られています。
ノルウェーの紅茶ブランド:SOLBERG & HANSEN(ソルベルグ&ハンセン)
SOLBERG & HANSEN(ソルベルグ&ハンセン)は1879年、ノルウェー・オスロで食料品店として創業しました。高品質なコーヒーとお茶を取り扱い、ノルウェー全土のレストランやカフェ、専門店などへの卸しも行っています。プラスチックの代わりにコーンスターチを採用してコンポスト可能なティーバックを開発するなど環境配慮にも積極的なのも魅力の一つです。
デンマーク
デンマークはどんなところ?
北欧の玄関口、デンマーク。海や運河、そしてカラフルな船や建物が美しい街並みです。ウォルトディズニーがディズニーランドをつくるのに参考にしたと言われるチボリ公園や、童話作家アンデルセンを生んだ、おとぎの国としても知られています。
デンマークの紅茶ブランド①:A.C. Perchs Thehandel(A.C.パークス)
A.C.パークスは1835年創業、デンマーク・コペンハーゲンの老舗紅茶ブランド。
世界中から厳選した最高品質のお茶、そして確かなブレンド技術で、長年デンマークの人々に愛されています。2002年にはデンマーク王室御用達ブランドとなり、その味と品質の高さはお墨付き。パッケージも可愛いのでデンマーク土産としても人気。一部の商品は日本でも取り扱いがあり、購入可能です。
デンマークの紅茶ブランド②:Østerlandsk Thehus(ウスターランスク)
Østerlandsk Thehus(ウスターランスク)は1889年創業、デンマーク・コペンハーゲンの老舗紅茶店。店舗では、紅茶をはじめ様々な種類のお茶、コーヒーやココア、クッキー、チョコレートなどを扱っています。また、パッケージの缶はデンマークのセンスが光るかわいいデザインで、缶を目当てに購入する人もいるほど。日本でも輸入販売されており、購入可能です。
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