ビビットでオリエンタルな雰囲気のパッケージが目を引く「Pukka(パッカ)」。
イギリス生まれのハーブティーブランドで、植物が本来持つ力を活かしたお茶づくりが魅力です。オーガニック&フェアトレードの原材料や、環境にやさしいパッケージの採用など、サステナブルなお茶づくりで愛されています。
この記事では、そんなパッカの歴史や魅力、おすすめ商品をまとめてご紹介します。
Pukka(パッカ)とは?

Pukka(パッカ)は2001年にイギリスで生まれたハーブティーブランド。
植物の持つ力に魅了され長年研究を重ねてきたSebastian Pole(セバスチャン・ポール)氏と、エシカルなビジネスに関心を持っていた Tim Westwell(ティム・ウェストウィル)氏の出会いから始まりました。
ブランド名のPukka(パッカ)は、ヒンディー語で「本物の、真の、正真正銘の」という意味。創業者の2人が理想とするお茶づくりのあり方を表現しています。
Pukka(パッカ)の魅力
心と体に寄り添うハーブの力

パッカでは、アーユルヴェーダや伝統的なハーブの知見に基づき、植物が本来持つ力を活かしたお茶づくりを行っています。朝の一杯やリラックスタイム、就寝前の一杯など、目的に合わせて選べる豊富なラインナップを展開。
パッケージの箱を開けると内側に癒しのヒントが書かれているなど、随所に感じられる温かさも魅力です。
サステナブルなお茶づくり
サステナブルなお茶づくりに積極的なのも、パッカの魅力の一つです。
オーガニック原材料の使用
原材料はすべてオーガニックのものを使用し、20カ国以上の生産者から、200以上のハーブやお茶などの原材料を調達しています。
サステナブルなパッケージ

パッケージも環境に優しく、100%リサイクル可能な素材を使用。紙箱はFSC認証素材を、印刷には植物ベースのインクを使用しています。ティーバッグの素材は100%コンポスト可能で、糸もオーガニックコットンというこだわりぶりです。
(※ティーバッグの個包装には、品質保持のため、紙に薄いプラスチック膜が付けられています。とても薄いので紙リサイクルOKですが、将来的にはすべてプラントベースにできるように、研究開発中だそうですよ。)
売り上げの1%を環境保全活動へ
「1% for the Planet」のメンバーでもあり、売り上げの1%が環境団体・運動へ寄付されています。普段のティータイムが、環境に良い取り組みにちょっとでも貢献できると思うと嬉しいですね。
人に優しいフェアトレード
パッカが扱う原材料は、すべてフェアートレードの原則に基づいたものを使用しています。
Pukka(パッカ)の商品の特徴
カフェインフリーの商品が沢山!
ハーブティーを多く扱っているので、カフェインフリーのお茶を探している方にもおすすめ。ただし、緑茶や紅茶など一部カフェインを含む商品もあるので、パッケージをよく確認して選びましょう。
リコリスを避けたい方は要注意!
パッカのハーブティーには、リコリス(甘草の一種)が使われているものが多くあります。その独特の風味が苦手な方や、摂取を避けている方は注意してください。リコリスが入っているかどうかは、パッケージ裏面の成分表に表示されているので、避けたい方は忘れずにチェックしましょう。
日本で買える、パッカのおすすめ商品
パッカは、イギリスではスーパーでも購入できるほどの定番ブランド。日本では、以前はオーガニックスーパーなどで広く取り扱いがありましたが、2025年現在は取り扱いが減り、一部の人気商品のみ入手できます。以下では、日本で買えるパッカのおすすめ商品をご紹介します。
Lemon, Ginger and Manuka Honey(レモン、ジンジャー&マヌカハニー)
ピリッと温まるジンジャーと爽やかなレモンに、マヌカハニーのやさしい風味をプラス。身体を温めたい時や元気を出したい時に、サポートしてくれるハーブティーです。
Chamomile, Vanilla & Manuka Honey(カモミール バニラ & マヌカハニー )
やさしいカモミールと甘いバニラに、マヌカハニーのやさしい風味をプラス。リラックスタイムやお休み前にもぴったりなハーブティーです。
Elderberry & Echinacea(エルダーベリー & エキナセア)
フルーティーな酸味で人気のブレンド。エルダーベリーやエキナセア、ジンジャーなどが配合されています。季節の変わり目や、コンディションを整えたい時にもぴったりの、内側から元気にしてくれるようなハーブティーです。
まとめ
環境面でもエシカル面でも「本当に良い」お茶を追求するパッカ。ハーブティーを豊富に取り揃えているので、カフェインフリーを探している方にもおすすめのブランドです。ただし、リコリスがブレンドされている商品が多いので、避けたい方は購入前にパッケージをよく確認してくださいね。
▼イギリスの他のティーブランドについてはこちら▼



コメント