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フランスの老舗紅茶ブランド:Damman frère(ダマン フレール)の魅力に迫る!

茶のブランド

フランスの老舗紅茶ブランド、Damman frère(ダマン フレール)。
日本での知名度は低めですが、フランスの高級紅茶ブランド・マリアージュフレールと並ぶ老舗有名店で、味・品質・品揃えもトップクラスです。それにもかかわらず、量り売りの茶葉は手に取りやすい価格のものも多数あり、店内も落ち着いているので、ゆっくり楽しいお買い物ができるはず。フランス旅行に行かれる紅茶(お茶)好きの方には、ぜひ立ち寄ることをおすすめしたいブランドです。
日本にも大阪に店舗があるほか、オンラインでも購入可能です。

Damman frère(ダマン フレール)とは

ダマン フレールの歴史

Damman frère(ダマン フレール)はフランスの老舗紅茶ブランド。その歴史は、1692年にフランス国王ルイ14世によりフランス国内での紅茶の独占販売権を許可されたことから始まりました。お茶貿易の創成期を担った老舗です。

お茶の貿易商売自体はその頃から行っていましたが、会社としての開業は1925年。Pierre Damman(ピエール・ダマン)とRobert Damman(ロバート・ダマン)のDamman frère(ダマンフレール=フランス語でダマン兄弟)により紅茶専門のダマン・フレール社が創業されました。

ダマンフレールは長年卸売業をしていましたが、2008年にフランスで小売店をオープンし、たちまち人気に。

「より上質な生のために、人間と植物の間のつながりを育む。」というコンセプトのもと、環境にも配慮した経営を行っています。

ダマンフレールはどこで買える?

店舗情報

2023年10月現在、パリに7店舗、フランス国内全体で23店舗あり、世界62カ国で商品展開しています。
(詳細・最新情報はダマンフレール公式ウェブサイト(フランス語/英語)を確認してください。)

日本でも買える?

日本には2011年に大阪に初出店。2023年10月現在、大阪に以下の2店舗あります。フレンチレストラン「リュミエール」と「ダマンフレール」がコラボレーションしたティーサロンが併設されています。関西の方がうらやましい!
(詳細・最新情報は、ダマンフレール公式ウェブサイト(日本語)を確認してください。)

ダマンリュミエール 高島屋大阪店
住所:542-8510 大阪市中央区難波5丁目1番5号高島屋大阪店2F
Tel / Fax:06-6632-9809
営業時間:10:00-20:00(LO19:30)
定休日:施設に準ずる
席数:52席(個室あり)

ダマンリュミエール 阪急うめだ本店
住所:530-8350 大阪市北区角田町8番7号阪急うめだ本店6F
Tel / Fax:06-6313-1579
営業時間:10:00-20:00(LO19:30)
定休日:施設に準ずる
席数:50席

店舗以外でも、オンラインで購入可能。ダマンフレール公式オンラインショップの他、楽天やアマゾンなどのネットショップでも取り扱いがあります。

ダマンフレールの魅力

高品質で高級感のあるお茶をお手頃価格で!

ダマンフレールは、店内もパッケージも黒を基調としたシックな雰囲気で、とても高級感があります。お茶自体ももちろん高品質で、フランスの高級ホテルや高級レストラン、高級デパート、お茶専門店で多数取り扱われているほど。それなのに、量り売り(缶なし)であれば100gあたり€6~8ほどで買えるお茶も豊富に取り揃えていて、手が届きやすく、個人的にも大好きなお店です。日本の店舗では輸入品のため値段は2倍ほどになりますが、それでもお手頃だと言えるでしょう。

豊富な種類の上品で美味しいお茶

フランスのダマンフレールの店舗に行くと、店内にずらーーーっとお茶が並び、その姿は圧巻。香りのテイスティングをしながらお茶を選ぶことができます。扱うお茶は250種類以上で、産地別のお茶からフレーバーティーまで、豊富な種類を取り扱います。その中でも専属のアロマティシャンがつくったフレーバーティーは特におすすめ。紅茶、緑茶、ルイボスティーがベースのフレーバーは選びきれないほど豊富にありますし、さらには烏龍茶ベース、白茶ベース、マテ茶ベースのものまであります。

親切な店員さんと落ち着いた店内

ダマンフレールは店内も落ち着いているので、ゆっくりじっくりお茶を選ぶことができます。店員さんもつかず離れずの絶妙な接客で、必要な時には優しくお茶選びの相談にも乗ってくれるので、気軽にお店に入ってみることをおすすめします。

Damman frère(ダマン フレール)のおすすめ商品

ここでは、ダマンフレールの人気商品を紹介します。

Goût Russe Douchka(グールース/グ リュッス ドゥシュカ)

グールースティーは、英国のアールグレイをフランス風にアレンジしたフレーバーティー。1950年代、ダマンフレールの当時の社長Jean Jumeau-Lafond氏によって開発され、ダマンフレールの長年の人気商品となりました。もともとは、彼のロシア人の妻がアールグレイにスライスオレンジを加えて飲んでいたことから着想を得て、開発したのだそう。”Goût Russe”(グールース/グ リュッス)はフランス語で「ロシアの味」、そして“Douchka”(ドゥシュカ)は ロシア語で、「愛しい人」を意味します。

Jardin bleu(ジャルダンブルー)

ジャルダンブルーは、イチゴとルバーブの甘酸っぱさと、繊細なフローラルさが特徴の華やかなブレンド。矢車菊の花びらと、ひまわりの花びらがブレンドされていて、見た目にも鮮やかです。紅茶ベースとルイボスティーベースがあります。

Nuit à Versailles(ニュイ ア ヴェルサイユ)

ニュイ ア ヴェルサイユは、ベルガモット、キウイ、オレンジの花、すみれの花が鮮やかに香る、緑茶ベースのブレンド。ニュイ ア ヴェルサイユは、フランス語で「ベルサイユの夜」を意味します。ネーミングもブレンド内容も優雅な一品で、フランス土産としてもおすすめです。

パリのダマンフレールで茶葉を買う

2023年10月、パリのダマンフレールを訪問しましたので、その時に購入したお茶を紹介します。

茶葉缶(L’ORIENTAL/オリエンタル)

香りの良さにひかれて、今回はオリエンタルを購入しました。緑茶ベースとルイボスティーベースがありますが、今回は緑茶ベースを購入。「オリエンタル」は、パッションフルーツ、桃、森いちごがやわらかく香るブレンドです。

茶葉缶は四角で、シックで高級感のあるデザイン。蓋はしっかり閉まるタイプで、開けるときはスプーンなどを缶蓋の隙間に差し込んで開ける必要があります。

こちらは抽出後の茶葉。写真ではわかりにくいですが、ブレンドされていたお花が開いて、飲む前から気分が上がります。

カップに注ぐとイエローグリーンが何とも鮮やか。緑茶ならではの滋味が感じられつつ、華やかなフルーツの香りも優しく広がる、上品な一品です。
表示されていた抽出時間は80-90度で3-4分ですが、それよりも少し長めに抽出するとコクとうまみが増して、より好みの味になりました。

個包装ティーバッグ(4 fruit rouge/4レッドフルーツ)

個包装ティーバッグもパッケージが上品で可愛いです。裏には原材料と抽出温度・時間が記載されています。

写真は「4レッドフルーツ」の個包装ティーバッグ。香りを逃さないようにアルミパックに入っています。

「4レッドフルーツ」は、紅茶をベースに、ストロベリー・レッドカラントをブレンドし、チェリー・ラズベリーの香りを加えたブレンドティー。フレッシュさを感じられる甘酸っぱいベリーが上品に広がります。上品なベリー系の紅茶が好きな方におすすめしたい一杯です。

まとめ

フランスの老舗紅茶ブランド、Damman frère(ダマン フレール)。高品質で高級感のあるフランスブレンドのお茶を手の届きやすい価格で販売してくれている、有難いお店です。日本でも大阪に店舗があるほか、ネットで購入することができるのも嬉しいですね。

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