「お店で飲むような濃厚なミルクティーを、家でも再現したい!」そう思って淹れてみたものの、なぜか「お湯で薄めたようなミルクティー」になってしまった経験はありませんか?
美味しいミルクティーをつくるには、茶葉の量を多めに、抽出時間を長めにするなどの工夫が必要ですが、ミルクに負けない濃厚な紅茶を選べば、簡単に美味しいミルクティーが楽しめますよ。
この記事では、ミルクに負けない濃厚な味わいが特徴の、「ミルクティーに合う紅茶」を厳選してご紹介します。
毎日のティータイムに!定番ティーブランドの紅茶
まずは毎日のティータイムに楽しみたい、定番ティーブランドからチェックしましょう。
Taylors of Harrogate(テイラーズ オブ ハロゲイト)「ヨークシャーティー」
1886年創業の英国王室御用達ティーブランド「Taylors of Harrogate(テイラーズ オブ ハロゲイト)」が展開するカジュアルラインの紅茶「Yorkshire Tea(ヨークシャーティー)」。イギリス国民に愛される、定番紅茶の一つです。
濃厚でコクのある味わいが特徴で、ベーシックな「Yorkshire tea(ヨークシャーティー)」は正統派ミルクティーが、「Yorkshire Gold(ヨークシャー ゴールド)」は甘みとコク、華やかな風味のミルクティーが楽しめます。ただし、ティーバッグは紐なし・個包装なしタイプが主流なので、注意してくださいね。
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AHMAD TEA(アーマッドティー)「イングリッシュブレックファスト」
1986年にイギリスで誕生したティーブランド、「AHMAD TEA(アーマッドティー)」。カルディや身近なスーパー、オンラインショップなどでも入手しやすく、価格も手頃な有難いティーブランドです。
定番人気の「イングリッシュブレックファスト」は、ストレートでも楽しめますが、ミルクを入れるとその真価を発揮。ミルクに負けない芳しい紅茶の香りと、まったりとしたコクや甘みのミルクティーが楽しめます。
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ちょっと贅沢なティータイムに!有名高級ブランドの紅茶
次は、ちょっと贅沢なティータイムや、お客様へのおもてなしに選びたい、有名高級ブランドの紅茶をご紹介します。
Fortnum & Mason(フォートナム・アンド・メイソン)「ロイヤルブレンド」
1707年創業、英国王室御用達の老舗百貨店「Fortnum & Mason(フォートナム・アンド・メイソン)」。高品質な商品とサービスでいつも大繁盛の人気店で、紅茶は看板商品のひとつです。
代表銘柄の「ロイヤルブレンド」は、イギリス国王エドワード七世のために1902年に誕生したブレンド。芳醇な紅茶の香り、うっとりするような甘み、余韻まで長く楽しませてくれるコク。まさにロイヤルな気分になれるような、王道ミルクティーが楽しめます。
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Whittard of Chelsea(ウィッタード)「イングリッシュブレックファスト」
1886年イギリス創業の老舗紅茶ブランド、「Whittard of Chelsea(ウィッタード オブ チェルシー)」。美しいパッケージと、高品質で種類豊富な茶葉の数々で、ファンの心をつかんで離さない専門店です。
看板商品のひとつ「イングリッシュブレックファスト」は、モルティ―で濃厚な味わいと、華やかで甘い香りが特徴。お味は濃厚ですが、渋みは軽く、コクが深いので、ストレートでも美味しくいただけます。ミルクティーにすると、紅茶の香りが華やかに広がり、紅茶のコクがミルクと相まって幸せ気分が味わえますよ。
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Harrods(ハロッズ)「No.14 イングリッシュ・ブレックファスト」
1834年ロンドン創業の老舗百貨店、Harrods(ハロッズ)。最高品質の商品と心地よいサービスで愛され、紅茶は看板商品の一つです。
定番銘柄「No.14 イングリッシュ・ブレックファスト」は、アッサム、セイロン、ダージリン、ケニアの4種の茶葉のブレンド。ふんわりとフローラルで草原を感じるような爽やかさがあり、朝の一杯にもぴったりです。ミルクを入れると、陽光の中の草原にいるようなふんわり心地よい風味、ミルクのコク、それに負けない紅茶の清々しい風味がやわらかく広がります。ただし、ティーバッグは紐なし・個包装なしタイプが主流なので、注意してくださいね。
▼Harrods(ハロッズ)の詳細はこちら▼

ミルクと相性抜群!スイーツ・スパイス系紅茶
ミルクと相性抜群の、スイーツ・スパイス系紅茶。砂糖を入れなくてもスイーツのような満足感があるので、小腹が空いたときにもおすすめです。
Ronnefeldt(ロンネフェルト)「アイリッシュモルト」
1823年創業、ドイツの老舗紅茶ブランド「Ronnefeldt(ロンネフェルト)」。世界中の高級ホテルでも採用され、その品質の高さと種類豊富なラインナップで愛されています。
人気銘柄のひとつ「アイリッシュモルト」は、アッサムティーをベースに、カカオとアイリッシュウイスキーの香りを加えたブレンド。甘いチョコレートの香りは、ミルクティーにもぴったりです。
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HARNEY & SONS(ハーニー&サンズ)「ホット・シナモン・スパイス」
アメリカ・ニューヨークの紅茶ブランド「HARNEY & SONS(ハーニー&サンズ)」。高品質の茶葉と種類豊富なオリジナルブレンドティーで愛されています。
代表作「ホット・シナモン・スパイス」は、紅茶に3種のシナモンやオレンジピール、スイートクローブを加えたブレンド。「これで砂糖が入っていないの!?」と驚くほど、スパイスの天然の甘みが感じられます。ガツンと刺激的なスパイスの香りと甘みで、ミルクとも相性抜群な面白い紅茶です。
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Taylors of Harrogate(テイラーズ オブ ハロゲイト)「ヨークシャーティー・ビスケットブリュー」
イギリスの国民的紅茶のひとつ「ヨークシャーティー」からは、ビスケットの香りの「ビスケットブリュー」も発売されています。ミルクを入れると、ビスケットの甘い香りとミルクの甘み、紅茶の濃厚なコクと風味が広がり、まるでビスケットとミルクティーを一緒にいただいているよう!
日本では少し入手困難ですが一部高級スーパーや、デパートの催事(英国展など)、Amazonや楽天などのオンラインショップで取り扱いがある場合があります。ティーバッグは、紐なし・個包装なしタイプが主流なので、注意してくださいね。
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ミルクにも合う「濃厚アールグレイ」
ベルガモットの華やかな香りで人気のアールグレイ。ボディのしっかりしたアールグレイを選べば、手軽に美味しいアールグレイミルクティーが楽しめますよ。
AHMAD TEA(アーマッドティー)「アールグレイ」
スーパーやカルディでもお馴染み「AHMAD TEA(アーマッドティー)」の「アールグレイ」は、ミルクティーにもぴったりな濃い味わいが特徴。アールグレイらしい香りとまろやかなコクが感じられる、明るい味わいのミルクティーが楽しめます。手頃な価格なので、毎日気軽に楽しめるのも嬉しいポイントです。
TWININGS(トワイニング)「アールグレイ(英国版)」
1706年創業の英国王室御用達ティーブランド「TWININGS(トワイニング)」。伝統と格式を兼ね備えたティーブランドながら、スーパーでも購入できる手頃な商品を豊富に展開しています。
トワイニングの「アールグレイ」は、ベルガモットの香りと紅茶のバランスが良く、晴れやかな気分になるような王道アールグレイ。イギリス流通版とインターナショナル版で茶葉が異なるそうですが、イギリス流通版はより味わいがしっかりいる印象なので、ミルクティーでいただくのもおすすめです。ただし、ティーバッグは紐なし・個包装なしタイプが主流なので、注意してくださいね。
▼イギリス流通版のトワイニング・アールグレイ▼
▼TWININGS(トワイニング)の詳細はこちら▼

まとめ
今回は、ミルクに負けない濃厚な味わいが特徴の「ミルクティーに合う紅茶」を厳選してご紹介しました。
改めておさらいすると、
● コスパ重視の定番ミルクティーなら: ヨークシャーティー、アーマッドティー
● 優雅なティータイムを楽しむなら: フォートナム&メイソン、ハロッズ、ウィッタード
● 香り付きミルクティーなら: スイーツ&スパイスティーやアールグレイ
がおすすめですよ。
もしどれが良いか迷ってしまったら、まずは英国王室御用達のフォートナム&メイソン「ロイヤルブレンド」か、定番人気で圧倒的なコスパを誇る「ヨークシャーティー」から手に取ってみてください。
この記事が、皆様のお気に入りの紅茶選びの参考になれば幸いです。

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