喫茶店というと、コーヒーをメインで扱い、紅茶はおまけ程度の扱いのお店が多いですよね。しかし、東京・神保町にある「ティーハウスタカノ」さんは、紅茶専門の喫茶店。本格的な紅茶を気軽に楽しむことができる貴重なお店として、多くの紅茶好きの憩いの場となっています。
お店の概要
「ティーハウスタカノ」は1974年創業の老舗の紅茶専門店。東京を代表する本の町、神田神保町にお店を構えます。紅茶本来の本格的な美味しさを気軽に楽しめる紅茶専門の喫茶店として、と多くの紅茶好きから愛されています。オーナーは『紅茶 おいしいたて方』という書籍も出版。2021年の食べログカフェ100名店でもあるお店です。
店内では喫茶はもちろん、茶葉やティーカップなど紅茶用品の販売もしています。
ティーハウスタカノ(Tea House TAKANO)
〒101-0051東京都千代田区神田神保町1-3 寿ビル地下1階
営業時間:平日 11:30〜19:00、土曜・祝日 11:30〜18:30
定休日:日曜
アクセス:東京メトロ半蔵門線、都営三田線・新宿線 神保町駅 A7出口より徒歩約3分、JRお茶の水駅より 徒歩約15分
訪問レポート
お店の様子
お店は階段を降りた先、地下一階にあります。地下のお店というと暗いイメージもありますが、窓も広いので店内は明るく、開放感があり、地下ということを感じさせません。
席は、2名テーブル×8、4名テーブル×4、1名用の大きいテーブル16席分(感染症対策のため間隔をあけると8席分)、カウンター席数席、と広々。店内は落ち着いた様子でゆっくりくつろげる雰囲気です。お友達同士やご夫婦で来ている方もいましたが、1人で来店している人も沢山いました。
私は平日、お店の開店時間である11:30に訪問。11:30ごろは3-4組でしたが、その後続々とお客さんが来店し、12:00過ぎには8割以上席が埋まっていました。
メニュー
メニューは各種紅茶、サンドイッチなどの軽食、ケーキやスコーンなどのデザートがあります。飲み物単品は600~800円ほど。デザートは400~500円ほど、軽食は600~700円ほどでした。(2023年6月訪問時)
扱っているお茶は、セイロンティー各種(ウバ、ヌワラエリアなど)、インディアンティー各種(ダージリン、アッサム)、チャイナティー各種(キームン、ラプサンスーチョンなど)、バリエーションティー各種(シナモンティー、ジンジャーティー、ロシアンティーなど)など盛り沢山。その他、フレッシュジュース、デザート(ケーキ、スコーン、ババロア)、軽食(サンドイッチ、トースト)もあります。
ランチの時間帯に行かれる場合にはランチセットがお得です。
ランチセット 950円 (11:30〜13:30限定)
•サンドイッチ(ミックスorヘルシーorハムorチーズから選択。ミックスサンド、ヘルシーサンドはオーソドックスなサンドイッチ、ハムサンドやチーズサンドはホットサンドです。)
•ポテト&野菜サラダ
•セイロンティー(ホットorアイスから選択。ホットはティーポットで提供。アイスはミルクと蜂蜜を加えたキャンブリックティーとしてグラスで提供されます。)
※フルーツババロア追加(+250円)
実食レポート
ランチの時間帯の訪問でしたので、今回はランチセットを注文しました。
●ミックスサンド
●ポテト&野菜サラダ
写真のとおり、サンドイッチはボリュームたっぷり。ランチでサンドイッチというとお腹がいっぱいになるか心配になりますが、十分満足できると思います。そして、付け合わせのサラダもサンドイッチのレタスも野菜がシャキシャキ。食材のひとつひとつから丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。
●セイロンティー(ホット)
「ティーハウスタカノ」さんの看板セイロンティー。「ミルクをたっぷり入れてお召し上がりください」とメニューに記載されているとおり、ミルクティーにすると完璧な美味しさでした。せっかくなので最初はストレートでいただいてみましたが、苦味とコクが深く、一口飲んでミルクティー用だと理解しました。ミルクを入れることで、香りから苦み、コクまですべてがミルクと調和し、完璧なバランスになります。ミルクは別添えでたっぷり付けてくれるので、好みの分量でいれられるのが嬉しいです。ホットティーはポットで提供。たっぷり2杯分楽しめます。
まとめ
広々とした店内で、本格的な紅茶を楽しむできる「ティーハウスタカノ」さん。喫茶店なので気軽に入ることができますが、正統派の紅茶と食事メニューが揃い、ホテルでモーニングを楽しんでいるような優雅な時間を過ごせました。1974年の創業から紅茶好きに愛され続けているのも納得のお店でした。近くに行かれる紅茶好きの方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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