スターバックスは1971年にアメリカ合衆国ワシントン州シアトルで開業したコーヒー店。世界中に店舗があり、日本でも大人気のコーヒーチェーンです。
そんなスターバックスですが、近年ティー商品の展開にも力を入れています。2013年からはティーブランド「ティバーナ(TEAVANA)」の販売を開始。また、日本でも2020年7月、ティー特化型のスターバックス ティー&カフェ(Starbucks Tea&Cafe)をオープンしました。スターバックス通常店舗ではコーヒーがメイン、ティーはサブ、という位置づけですが、スターバックス ティー&カフェではティーがメイン、コーヒーがサブという扱いです。
店舗はどこにあるのか?スタバが本気を出したお茶とはどんなものか?メニューはどんなものがあるのか?紹介していきます。
スタバのティーブランド「ティバーナ(TEAVANA)」
ティバーナ(TEAVANA)は、スターバックスが展開するティーブランド。2013年からアメリカのスターバックスで販売が始まりました。スタバではこれまでもコーヒーとともにティーやココアなども扱っていましたが、ブランド展開により、ティーの世界へ本格参入しています。
■TEAVANA™ (ティバーナ™)とは
TEAVANA™とは「HEAVEN OF TEA(ティーの楽園)」を意味し、その名の通りこれまでにないティー体験を実現すべく設立されたブランドです。“ TEA REIMAGINED (ティーを多彩に変えていく。)”をブランドコンセプトとし、様々な種類の茶葉にフルーツや花、ハーブやスパイスなどをブレンドした商品だけでなく、それらをこれまでとは異なる抽出方法、素材などと組み合わせて作り上げるビバレッジを展開し、無限に広がるティーの楽しさを生み出してまいります。
スターバックス公式ウェブサイト「プレスリリース(2016/09/28)」より引用
ティー特化型のスターバックス ティー&カフェ(Starbucks Tea&Cafe)
スターバックス ティー&カフェとは
スターバックス ティー&カフェはティービバレッジに特化したスターバックス。
「色鮮やかで香り豊かなティービバレッジが楽しめるスターバックス」として、新しいティー体験を届けることをコンセプトとしています。
メニューはスタバのティーブランド「ティバーナ(TEAVANA)」を使った商品がメインで、普通のスタバ店舗では味わえないティー商品を楽しむことができます。
スターバックス ティー&カフェの店舗
2020年7月東京・六本木に日本第1号店がオープン。そこから徐々に店舗数を拡大していますが、まだまだ少なく、2023年7月10日時点で10店舗。近日オープン予定が3店舗です。
店舗(2023年7月10日時点)
●六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店
●恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1店
●キラリナ京王吉祥寺店
●越谷イオンレイクタウン kaze 2階カフェプラザ店
●グランフロント大阪北館1階店
●LUCUA 2階店
●阪急うめだ本店9階店
●ららぽーと EXPOCITY1階店(大阪府吹田市)
●アミュプラザ博多2階店
●富山マルート店
2023.7オープンの新店舗
●別府上人ケ浜店
●天王川公園店
●LaLaテラス南千住店
スターバックス ティー&カフェのメニュー(2023年7月時点)
季節限定メニュー
・アール グレイ クラシックティー ラテ Tall 570
・抹茶 & クラッシュ アーモンドミルク ティー ラテ Tall 690
ティーフラペチーノ(TEA FRAPPUCCINO)
・ゆず & シトラス ラベンダー セージ ティー フラペチーノ Tall 760
・ストロベリー & パッション ティー フラペチーノ Tall 760
・和三蜜 抹茶 フラペチーノ Tall 760
・和三蜜 ほうじ茶 フラペチーノ Tall 715
ティークリエイション(TEA CREATION)
・ゆず & シトラス ラベンダー セージ ティー Tall 660
・ストロベリー & パッション ティー Tall 605
ティーラテ(TEA LATTE)
・ジャパニーズ チャイ ティー ラテ Tall 660
・和三蜜 抹茶 ティー ラテ Tall 660
・和三蜜 ほうじ茶 ティー ラテ Tall 605
アイスティー(Iced Tea)
・ピーチ トランクイリティ Tall 530
・シトラス ラベンダー セージ Tall 530
・アール グレイ Short 420 Tall 460 Grande 506 Venti 550
・パッション Short 420 Tall 460 Grande 506 Venti 550
ティーポット(Teapot)
・シトラス ラベンダー セージ Tall 595
・マジェスティック チャイ ウーロン Tall 595
ホットティー(Hot Tea)
・ゼンクラウド ウーロン Tall 460 Grande 506 Venti 550
・ユースベリー Tall 460 Grande 506 Venti 550
・カモミール Tall 460 Grande 506 Venti 550
・アール グレイ Tall 460 Grande 506 Venti 550
・イングリッシュ ブレックファスト Tall 460 Grande 506 Venti 550
カスタマイズ
・バニラアイスクリームトッピング ¥110
※その他、ドリップコーヒーやスターバックス ラテなどのコーヒーメニュー、アメリカンワッフルなどのフードメニューもあり。
スターバックス ティー&カフェ(Starbucks Tea&Cafe)キラリナ京王吉祥寺店に行ってみた(2023年7月)
スターバックス ティー&カフェ キラリナ京王吉祥寺店
どこにある?
今回は、スターバックス ティー&カフェ キラリナ京王吉祥寺店に訪問し ました。ティーに特化したスターバックスとして日本第1号店である「スターバックス コーヒー 六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ店」に続き、吉祥寺店は日本第2号店。立地は吉祥寺駅・駅ビルのキラリナ3F。京王井の頭線改札の向かい側にあります。駅に直結しているので、便利です。
通常のスターバックス店舗とは店構えも異なります。ロゴの横には茶葉のイラストも。
店内はどんな感じ?
店内は淡いグリーンを基調とした店内。ティーをメインにしたスタバックスとあって、店内には茶葉がディスプレイされています。席は木の机で、ほっこりできる空間です。コンセントがある席もあります。
店内の席は2つのブロックに分かれています。:ずばり、店内のエアコンが効いてるエリア(目算で約40席)と、外のエアコンが効いていないエリア(目算で約26席)です。
外のエアコンが効いてないエリアは、駅構内と同じ空間にあり、駅の改札に面しているので活気があります。Suicaのピッピっという音がとめどなく聞こえてきます。席の前は全面窓で採光されており、明るいです。そこからは駅のホームが見えるようになっています。電車好きにはたまらない空間だと思います。
店内にはティー商品の販売も。
夏におすすめ!ユズ&シトラス ラベンダーセージティー フラペチーノで「ティバーナ(TEAVANA)」のコンセプトを感じ取る
この日は暑い日でしたので、さっぱりといただけそうな「ユズ&シトラス ラベンダーセージティー フラペチーノ」を注文しました。公式ウェブサイトには、以下のように商品説明されています。
りんご、パイナップル、オレンジ、ラベンダー、セージ等をブレンドしたシトラス ラベンダー セージ ティーにシトラス果肉、ルビーグレープフルーツジュレを合わせたフラペチーノ®です。
スターバックス公式ウェブサイト「ユズ&シトラス ラベンダーセージティー フラペチーノ商品ページ」より引用
洗練されたブレンドティーの本格感とフルーツ感を同時に楽しめる新感覚のフラペチーノ®です。
実際に飲んでみると、ゆず・シトラス果肉やルビーグレープフルーツゼリーがたっぷり!食感も楽しく、デザート感覚でいただけます。酸味が心地よく、夏にぴったりのフラペチーノです。
一方で、商品名にもなっているラベンダーとセージの風味はあまり存在感がないような印象。りんご、パイナップル、オレンジもブレンドされているということで、そちらのフルーティーさが際立っています。普通のラベンダーセージティーというよりも、フルーツブレンドのティーとして、果肉とゼリーのパンチとフルーツのさわやかな酸味と甘みを楽しむドリンクだと思います。
そもそもスターバックス「ティバーナ(TEAVANA)」のブランドコンセプトは、「様々な種類の茶葉にフルーツや花、ハーブやスパイスなどをブレンドした商品だけでなく、それらをこれまでとは異なる抽出方法、素材などと組み合わせて作り上げるビバレッジを展開し、無限に広がるティーの楽しさを生み出」すということなので、まさにそれが体現されている商品と言えるでしょう。
これまでとは違うお茶の楽しみ方を提供するスタバの独創的な商品開発はこれからも楽しみですね。
もちろん、従来のティー本来の味を楽しむような商品も多数ありますので、お好みや気分に合わせて選んでくださいね。
まとめ
ティー特化型のスターバックス ティー&カフェ。従来のお茶の楽しみ方とは違う楽しさを生み出す、というコンセプトは、スタバらしくて面白いですね。季節限定メニューもあるので、どんなアイデアが出てくるのか、これからも楽しみです。ごちそうさまでした!
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