スウェーデンの紅茶ブランド「The Tea Centre of Stockholm(ティーセンターオブストックホルム)」が発売する、人気ブレンド「セーデルブレンド」。日本では主に「北欧紅茶」として販売され、その魅惑的な美味しさで人気を広げています。
今回は、紅茶をベースにした「セーデルブレンド」と、緑茶ベースの「ロイヤルセーデルブレンド」の2種類を購入したので、開封&飲み比べレビューしていきます!
セーデルブレンドとは?

「セーデルブレンド」は、スウェーデンの紅茶ブランド「The Tea Centre of Stockholm(ティーセンターオブストックホルム)」が発売する、オリジナルブレンドティー。
創業者のバーノン・モーリス氏がブレンドティーの開発中、偶然材料が混ざってしまったことから誕生したそうですが、その美味しさでお店を代表するほどの人気商品となりました。
紅茶ベースの「SÖDERBLANDNING(日本語名:セーデルブレンド)」と、緑茶ベースの「GREEN SÖDERBLANDNING(日本語名:ロイヤルセーデルブレンド)」が発売されており、スウェーデンはもちろん、日本でもファンが多い商品です。
日本では主に、「北欧紅茶」の「セーデルブレンド」として販売されています。
ティーセンターオブストックホルムについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。



「セーデルブレンド」と「ロイヤルセーデルブレンド」を飲み比べ!
今回飲み比べをした商品
今回は、紅茶をベースにした「セーデルブレンド」と、緑茶ベースの「ロイヤルセーデルブレンド」の2種類を飲み比べしました。今回レビューするのは100g缶の商品です。
セーデルブレンド
「セーデルブレンド」は、お店を代表する、一番人気のブレンド。天然のお花やフルーツがブレンドされた、魅惑的な香りと味わいが特徴の紅茶です。
ロイヤルセーデルブレンド
「セーデルブレンド」の緑茶バージョン。緑茶をベースに天然のお花やフルーツがブレンドされ、華やかで豊かな香味と、緑茶の爽やかさが楽しめます。
パッケージの比較
外装
「セーデルブレンド」のリーフティー缶は、店舗外観をモチーフにしたショップ型。飲み終わった後もお部屋に飾っておきたくなるような可愛さです。側面には、ストックホルムの街並みが描かれています。

「ロイヤルセーデルブレンド」は緑茶ベースのブレンドということで、缶のメインカラーはグリーン。お店があるHornsgatan通りと思われる写真がデザインされ、茶の木のイラストで彩られています。

缶をオープン!
缶の蓋部分は封がされており、中を開けると、透明のプラスチック袋入りの茶葉が入っています。缶は片面が固定されていて、パカっと開くタイプです。

茶葉
茶葉の写真はこちら。色鮮やかで美しいお花の花びらとオレンジがたっぷりブレンドされています。

原材料
原材料はほぼ共通していますが、上述した通り、「セーデルブレンド」は紅茶、「ロイヤルセーデルブレンド」は緑茶がベースです。
セーデルブレンド
【原材料】紅茶、オレンジピール、バラの花、ヤグルマギクの花、ヒマワリの花、香料
ロイヤルセーデルブレンド
【原材料】緑茶、オレンジピール、バラの花、ヤグルマギクの花、ヒマワリの花、香料
2種類を飲み比べレビュー!
抽出時間3分半

公式で推奨されている抽出時間は、「セーデルブレンド」が95度で3-4分、「ロイヤルセーデルブレンド」は85-95度で2-3分。今回はどちらも95度、3分の抽出時間で淹れました。
どちらも缶を開けた瞬間からお花の豊かな香りが広がり、期待が高まります。
まず「セーデルブレンド」をいただくと、柔らかく華やかなお花の香りが広がり、バニラのような、まろやかな風味も感じられます。紅茶の芳醇な味わいと、ほどよい渋みもじんわりと広がり、余韻は上品なお花の香り。華やかながらしっとりした落ち着きがある、優雅な味わいの紅茶でした。
「ロイヤルセーデルブレンド」の方も、まず印象的なのは、柔らかく華やかなお花の香り。そして、まろやかさや緑茶の柔らかな渋み、爽やかさが感じられ、セーデルブレンドよりも、より爽やかな印象を受けました。
抽出時間を長めにすると…

1杯目は3分の抽出時間で淹れましたが、抽出時間を長めにしたものもいただいてみました。
写真は抽出時間が10分程度のもの。より濃く抽出されていることが、写真からもわかりますね。
長めに抽出しても渋みは強く出ず、「セーデルブレンド」はよりしっかりとした芳醇な味わい、「ロイヤルセーデルブレンド」はじんわりとした緑茶の滋味が一層感じられました。
飲み比べを終えて…
2種類とも、柔らかさと上品さのあるお花の香りで大好きなブレンドですが、茶葉の個性に応じて、それぞれの良さが感じられる比較になりました。
個人的には、豊かな香りと紅茶の芳醇な風味の絶妙なマッチが楽しめる「セーデルブレンド」の方がより好みですが、その時の気分や利用シーン、合わせるお菓子などによって、それぞれ楽しむのが良いと思います。
また、茶葉の量や抽出時間等によっても味わいは変化するので、好みや気分に応じて調整してみると楽しいと思います。
セーデルブレンドが買える場所
スウェーデン
セーデルブレンドは、スウェーデン・ストックホルムにある、ティーセンターオブストックホルムの店舗で購入することができます。セーデルブレンドはもちろん、200種類以上あるという茶葉を量り売りで購入できますよ。店舗情報や、実際に立ち寄った際の様子は以下の記事で詳しくまとめています。

日本
日本では主に「北欧紅茶」として輸入販売されており、代表銘柄「セーデルブレンド」を始めとする人気のオリジナルブレンドが購入できます。
実店舗ですと、東京・神田にある「かんだデザート」では、商品の購入だけでなくカフェ利用もできるので、試しに飲んでみたい時にもおすすめです。
Amazonや楽天市場などのオンラインショップでも、気軽に購入することができますよ。
まとめ
今回は、スウェーデンの紅茶ブランド「ティーセンターオブストックホルム」の人気商品、「セーデルブレンド」と「ロイヤルセーデルブレンド」を飲み比べしてみました。ベースの茶葉の違いでそれぞれ個性が異なりますが、どちらも香り豊かで、日常のあれこれを忘れるような幸せなティータイムになりました。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
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