【訪問レポ】自然との調和がコンセプト！ヘルシンキの茶専門店Old Tea Shopでオーガニックの茶葉を買う

オールド ティー ショップは、2018年創業のフィンランド・ヘルシンキの茶専門店。紅茶、緑茶、白茶、青茶、ハーブティーなど、世界中から厳選された100種類以上の茶葉を扱っています。

お店では、茶葉を量り売りで購入できるほか、店内にある茶葉は全種類、お店のカフェスペースでいただくこともできます。

写真は創業者のMikko Nygrenさん。持続可能な形でお茶を楽しめるように、自然との調和を大切にした経営を行っています。そのため、扱う茶葉のほとんどはオーガニック認証取得済のもの。商品は茶葉の量り売りが中心で、ティーバッグ商品は扱っていません。また、包装も極力シンプルに、プラスチックの使用を避けた販売スタイルをとっています。環境問題への取り組みという点でも魅力に溢れたお店です。

オールド ティー ショップの店舗は、ヘルシンキ大学駅やヘルシンキ中央駅から徒歩5-6分ほどの立地。

ヘルシンキ観光で欠かせないヘルシンキ大聖堂も徒歩圏内にあり、観光中にも立ち寄りやすい場所にあります。

今回訪問したのは、2024年7月の平日。フィンランドは7月でも最高気温が20度前半の日が多く、お散歩にも最適な陽気です。

店内に入ると、店員さんが温かく迎えてくださり、親切に茶葉選びの相談に乗ってくださいました。しかも店員さんの一人は日本に行ったことがある方で、英語も交えつつ、日本語でのお話まで楽しめるというサプライズ！

お茶への愛が伝わってくるような店員さん達との会話は、それだけでとっておきのひと時になるはず。茶葉の詳細や味のイメージを説明していただきながら、そして香りを確認しながら、100種類以上ある茶葉の中から特に気になる茶葉を探していきます。ここでしか買えないオリジナルブレンドや、フィンランドで収穫されたハーブティー（この日は在庫切れでした）もあり。

店舗にある茶葉はすべて店内でいただくこともできるので、カフェ利用にもおすすめです。店内は穏やかで落ち着いた雰囲気で、店員さんも温かい方々なので、ゆったりとした気持ちで休憩できそう。

カフェ利用の価格は1杯3€（2024年7月時点で520円ほど）からと、物価が高めなフィンランドの中で手が届きやすい価格でお茶を提供してくださっています。しかもほとんどの茶葉がオーガニックということを考えると、かなり良心的な価格設定だと言えるでしょう。

さて、一通り悩んだ結果、今回私は白茶と緑茶をベースにしたブレンドティー、Pavilion of Flowers（50gで6.25€、2024年7月時点で1,080円ほど）を購入。原材料は香料以外すべてオーガニックのものを使用しているそう。

パッケージは、紙パック（無料）かアルミパック（0.5€）を選ぶことができました。本来は紙パックの方がよりエコだと思いますが、すぐに保存容器に移せない状況だったので、香りを逃さずに保管できるアルミパックでお願いしました。

茶葉はこんな感じ。白茶、緑茶をベースに、ローズマリーやヤグルマギク、ラベンダーをブレンドし、レモンの香りを加えた一品です。あまり見たことがない組み合わせなので、どんな味がするか楽しみ。茶葉の香りはレモンの爽やかな香りが際立ちます。

お味の方は、香りの印象よりもやわらかく、ラベンダーの香り、ローズマリーのきりっとしたさわやかさ、白茶や緑茶の甘みがマッチ。さわやかですが、穏やかな風味もする、飲みやすいブレンドでした。すっきりしたい気分の時にぴったり。